APTX4869のデータが入ったMO

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MOについて

灰原:「組織のコンピューターからAPTX4869のデータを、あのMOにおとそうと思ったんだけどパスワードに引っ掛かって・・・

・・・

灰原:「とにかく、薬のデータをMOにコピーして、この酒蔵のどこかに隠しておくから後で取りに来るのね・・・」

・・・

灰原:「ちゃんと着てるわよ・・・」「酒蔵にあった清掃員のツナギを・・・」「もちろん薬のデータをコピーしたMOも持ってるわよ!」 File:240

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灰原は最初に、組織に自分が殺されることを予想していたため、コナンに薬のデータを託すためにデータをMOに落とし、酒蔵に隠しておくつもりであった。

だが、その後パイカルの効果で元の姿に戻り、生き延びる可能性を感じたのか、落としたデータはつなぎのポケットに入れ、井戸からコーデリアのように這い上がる。

灰原:「私がこの街に潜んでいると知られた以上、もうあなた達にの側にわいられないわね・・・」「ツナギに入れたままのあのMOも燃えてしまっただろうから、私がここに留まる意味もない・・・」 File:241

その後、コナンの助けによりかろうじて組織の手から逃れることができたが、灰原はそのMOについて、「ツナギに入れたまま燃えてしまった」と言っている。

<休館604号室で火災発生!!>

目暮:「なに!?」

高木:「とにかく行ってみましょう!!」

博士:「ああ・・・哀君が暖炉に置き忘れた眼鏡から会話を聞いとったんじゃが、射殺後、すぐにまた煙突から逃げて行ったようじゃ・・・」 File:241

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たしかに、酒蔵の炎の勢いは凄まじく、組織はピスコ殺害後にすぐに撤退してしまったようである。

本来ならそこにピスコが置いたであろうパソコンや酒蔵を荒らした跡、灰原の追跡眼鏡なども残っており、高木刑事や目暮警部がすぐに駆けつけたようであるが、漫画の設定としても後で調べても何も残らないくらいに酒蔵は全焼してしまったであろうと考えられる。

また、コナンは脱出の際に、サイズの合わないつなぎを脱がせ、自分のスタジャンをかけて灰原をおぶって、つなぎはそのまま置いていってしまっている。

当然、不自然に床に放置された血のついたつなぎ、そして、もしそこにMOが入っていたのなら、跡形もなく燃えてしまっているはず。

灰原:「私、朝まで地下室でやる事あるから邪魔しないでね・・・」 File:251

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しかし、灰原が阿笠邸地下室のパソコンで作業している横には、黒ずんだディスクが置いてある。この汚れは、APTXのデータを落とした時のMOだという描写。

灰原:(これ、白乾児の成分を参考にして調合したAPTX4869の解毒剤の試作品・・・)

新一:(うまく行きそうだだったのに・・・)

灰原:(死ぬかもしれないけど・・・)(試してみる?)  File:257

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その証拠に、アニメでは持ち帰ったと考えられるMOが描写されるのと同じ「命がけの復活」シリーズになるが、後の話の学園祭で、新一は初めて灰原が開発した解毒剤の試作品で元の姿に戻ることになる。

この解毒剤は、パイカルで元の姿に戻れることを知ったことで、その成分を参考にしただけでなく、APTXのデータが入ったMOを手に入れたことによるものであると考えられる。

これが「APTX4869のデータが入ったMO」である。このMOについては作者が質問コーナーで言及している。回答からすると、この件について後でまた伏線回収されるようである。

「焼けたはずのMOも持ち帰ったのか?あれはどうなったのか?」⇒言えない
青山剛昌先生と話そうDAY!! 【2014】

焦げた(焼けた)?

世間ではあのMOを「焦げたMO」や「焼けたMO」と呼ぶこともあるが、果たして焦げた描写なのかは不明。まぁ、何だろうが大して問題はないのだが、誰がいつ持ち帰ったのか?にも多少関係はしてくる。

(「焼けた」というのは、灰原の「ツナギに入れたままのあのMOも燃えてしまっただろうから~」という発言に対して、「焼けてなくなってしまったはずのMO」という意味にも捉えることができるが、とりあえずここでは「焦げた」と同義での「焼けた」という意味。)

まず、先述したように、灰原が監禁されていた酒蔵は跡形もなく全焼してしまったと考えられる。当然、MOはその前に回収したはずであるが、脱出する前はさすがに灰原の腰にかかっているつなぎに火が回ってはいないので、焦げあとはつかない。

それに、MOに火がついた場合あのような点々とした焦げあとにはならずに、MOは変形してしまうのではないだろうか…

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たしかに、少し前にコナンがピスコが拳銃を撃つ際に使用した、ハンカチに付いた焦げあとも似たような描き方なので、焦げあとにも見える。MOが「燃えない素材」であれば、焦げあとになるかもしれない。特に、アニメ版はそんな感じである。

しかし、あのMOを灰原が持ち帰ったとする場合、あれは火がついて焼けた際の焦げあとではないと考えられる。その理由として、灰原の手は血で汚れているからである。

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灰原は、ジンに撃たれた肩を手で押さえている。酒蔵の屋上へは煤だらけの暖炉を上がってきたわけで、再び下へ戻る時も暖炉を落ち、そこから這いながら部屋まで出ている。休館の酒蔵という場所も、常に塵一つないくらい綺麗に清掃されているわけではなく、床には埃がたまっているのではなかろうか。

当然、血のついた灰原の手は汚れてしまっているわけで、その手のひらは後にクローズアップされている。

名探偵コナンの場合は、血を赤ではなく黒で描写する(アニメでも同様)ため、そのまま血の可能性もある。

となると、MOを持ち帰ったのが灰原の場合、その手でつなぎから取り出しスタジャンのポケットに入れて持ち帰っているのだから、MOは血と煤で汚れてしまっているはずなのである。MOに付着した血が固まれば黒くなる。

MOの黒ずみは、MOに火が移るも幸い燃えなかったという描写ではなく、灰原が汚れた手で触った時に煤が付いてしまったものではと思われる。(MOについた黒ずみは灰原の手に付いた黒ずみと同じという描写。)

MOを汚してダメにしないために、血のついていない逆の手で持ち帰ったとか複雑なことはしないだろうが、逆の手にも煤は付いているはずだし、汚さないように気を使っても、焦げてしまっているという、もっとまずいことになっているというオチ。

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