そして人魚はいなくなった

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その他のヒント

島人:「だが君恵ちゃんまで死んだとなると、儒良祭りも今年で終わりか・・・」

島人:「そうじゃのう・・・」 File:282

服部:「この命様のカラクリを知っとった奴は、他にもおったんとちゃうか?」「そやろ?君恵さんが死んだら祭りは今年限りやとぬかしよったジイさん・・・」 File:283

島人は命様=君恵と知っていたので、君恵が亡くなったと知って、島人達は儒良際は今年で終わりと思わず口から出てしまっていた。

服部:「あのバアさんが持ってったとちゃうんか?」

君恵:「そんなわけないよ・・・」 File:281

小五郎:「名簿をおばーさんが持って行ったんじゃないかと尋ねた時のあなたの答えが、ずっと引っ掛かっていたんですよ・・・」「「そんなわけない」と迷わず即答したあなたの態度がね・・・」 File:283

命様=君恵なので、命様が名簿を持っていくわけがないことを知っていた君恵はうっかり即答してしまい、それがしっかり違和感としてひっかかっていた。

命様:「君恵~・・・」「どこじゃ君恵~・・・」 File:281

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命様が君恵を捜している様子を、わざと蘭達に見せているのが表情からわかる。

鬼畜の門脇弁蔵

禄郎:「まああの飲んだくれの彼女の親父が歓迎してくれたらの話しだがな・・・」

服部:「人ひとりおらんようになったちゅうのに、誰も心配してへんのやな・・・」

君恵:「ええ・・・沙織はよくお父さんとケンカして家出してたから・・・」 File:279

小五郎:「ところで、あの門脇さん昨夜家に帰らなかったようですがどこにいたか知りませんか?」

君恵:「さあ・・・居酒屋で観光客に絡んでいたらしいですけど・・・」

服部:(一晩中 酒飲んでたんか・・・) File:280

小五郎:「あんたには心当たりはないんですか?沙織さんの父親でしょう?」

弁蔵:「さあな・・・あいつの秘密はいつもの事だからよ・・・」「フン・・・あいつも死んだあの娘さんみたいに人魚になってなきゃいいがな・・・」

小五郎:「人魚?あれのどこが・・・?」

弁蔵:「知らねーのか?あの八百比丘尼伝説を・・・」「八百年も生きた尼さんは網にかかった人魚の肉を食べたんだぜ?」 File:281

飲んだくれで一晩中酒を飲み、観光客に絡んだりと生活態度が悪い。

弁蔵は沙織の父であるが、娘がいなくなっても心配していない。沙織は父とけんかして家出をしていた。そのせいもあってか、島の人間も心配していないようだが。

また、「あいつも死んだあの娘さんみたいに人魚になってなきゃいいがな」と、亡くなった人にも娘に対しても侮辱するような発言をする。

そんなこともあってか、「秘密はいつもの事」と娘も父親を信用していなかったようである。

関係ないであろうが、この「秘密主義」というキーワードもいかにもベルモット編らしい。

沙織の矢を売却 ─

君恵:「今朝急にキャンセルした老夫婦がいたから二枚余っているのよ・・・」 File:279

蘭:「さっき神社に電話があって、誰もとらないからわたしとっちゃったんだけど・・・」「何か変な事言ってるのよ!」

小五郎:「変な事?」

蘭:「「矢を譲っていただいてありがとうございます。100万円出したかいあって、息子の手術は成功しました」って!」

小五郎:「矢を譲った?」服部:「100万円でか!?」

蘭:「うん、おとといの朝神社で働いているっていう男の人に特別に売ってもらったって・・・」

和葉:「それってお祭りの日の朝、札をキャンセルしたっちゅう老夫婦の事ちゃう?」

蘭:「うん、そうみたい・・・」

服部:「ほんで?その男の名前は?」

蘭:「名前はわからないけど、無精ヒゲをはやした大柄で50ぐらいの・・・」

コナン:「べ・・・」服部:「弁蔵!?」

コナン:「祭りの前って事はまさかその矢・・・」

服部:「失くしてたてゆうてた沙織さんの矢に間違いないやろ?」「親子で同じ家に住んでたんやったらいつでも盗れるしな・・・」 File:282

小五郎:「そこで弁蔵さん・・・ちょっとお聞きしますが・・・」「祭りの日の朝、老夫婦に儒良の矢を100万円で売ったのはあなたですよね?」

弁蔵:「ああ・・・あれは娘の沙織が一年前に当てた矢だ・・・どうしようが親のオレの勝ってだろーが・・・」 File:283

弁蔵は老夫婦に100万円で矢を売っている。これははおとといの事であるので、今年の儒良祭りで手に入れたものではない。老夫婦がキャンセルしたのは、目的の矢が手に入ったからであろうか。

店員:「はい・・・不老長寿のお守りです・・・」「沙織ちゃん一年前の祭りで当たったその矢を失くしたって、一週間前からおびえてたよ・・・人魚に祟られるって・・・」 File:279

沙織:(替わりの矢をくれないんなら、人魚の墓の場所を教えてよ?)

君恵:(え?)

沙織:(命様が倉に隠してた人魚の骨を埋めた墓よ!)(私もなりたいのよ命様のように・・・)(炎に包まれても平然と生きてる不死の体にね!!)

沙織は矢を失くしたことで祟られると怯えていたが、それも父である弁蔵が家にあった矢を勝手に盗んで売ろうとしたことが発端である。

そして、矢を失くした沙織が君恵に替わりを渡すように要求したことで、倉の火事の真実が暴かれるきっかけとなった。

結果的にはこの出来事がなければ真相はずっと闇の中であったのだが、君恵が復讐のために三人の人を殺害するという悲劇が起きてしまうことになる。

寿美の札をくすねる ─

寿美:「ウ、ウソ・・・マジ?」「やったラッキー♡」

和葉:「ら、蘭ちゃん・・・」「ア、ア、アタシ・・・当たってしもた!!」

君恵:「あのお一方!」「あとお一方はおられませぬか!?」

弁蔵:「オレだ・・・」「ヒック」

服部:「あれ?変やな・・・てっきりあの姉ちゃんも当たった思うたけど・・・」

コナン:「ああ・・・姿も見えねーし・・・」 File:279

奈緒子:「ねえ・・・寿美が誰かに殺さたっていうなら・・・・・・」「あの飲んだくれの沙織のお父さんから目を離さない方がいいわよ・・・」 File:280

儒良の矢に当選したのは和葉と奈緒子、そしてもう一つは寿美であったが、その後寿美は殺害され、なぜか当選した札の一つを弁蔵が持っていた。

名簿を盗難 ─

コナン:「その弁蔵さんにその後、祭りで運良く矢が当たり、当たり札をひいた人を示してあった名簿が消失した・・・」

服部:「怪しいなァ・・・」「寿美さんの通夜の日に殺された奈緒子さんも矢を盗られてたし・・・」

服部:「こればっかしは誰が何番の札を持っとったかがわからんと・・・」

君恵:「あら、それならわかるわよ!」「番号札の数を間違えないように、毎年名簿に名前書いてもらってるのよ・・・あんな事があったから今年はまだ当選者をチェックしてないけど・・・」

君恵:「そんならその名簿今から見に来る?」

服部:「もちろんだ!」

弁蔵:(グビ) File:281

服部:「なんやて?」「昨夜オレらがここを出た後すぐに弁蔵さんも席を立った?」「ホンマかそれ?」

島人:「ああ・・・血相変えて出てったよ・・・」

島人:「禄朗君が心配して後を追ったぐらい酔っ払っていたがね・・・」

服部:「思てた通り弁蔵さんは聞いてたんや・・・オレらが君恵さんの家に名簿を見に行くゆうてたんを・・・ほんで先回りして名簿を盗んだ・・・」 File:282

福井県警:「あんたを捕まえた時に所持していたこの名簿が何よりの証拠!」 File:283

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今回の事件の犯人である君恵はコナン達と一緒にいるので、この黒タイツは弁蔵。名簿には当選者の名前が書いてあるため、弁蔵が持っている札番号が寿美が引いたものだとバレてしまう。

そのため、君恵が名簿を見るかどうか服部に話しているのを食事の場で聞いて、慌てて今年の名簿を盗みに走った。

福井県警:「だとしたら犯人はあんたに決まりだな弁蔵さん・・・」「その100万円で味をしめたあんたは、今回の祭りで寿美さんが矢に当選したと勘づき、その当たり札を奪うために滝の上に呼び出して首を吊らせたんだ!」

小五郎:「浮き輪を使ったり足跡を残したり、ウロコをまいたりする用意周到な犯人が、浮き輪を素手でつかんだり名簿を慌てて盗みに行ったりするでしょうか?」「島の人ならその置き場所まで知っている名簿を・・・」「それに、弁蔵さんが奈緒子さんを網の所に呼び出すのは不可能だ・・・」「祭りの時の様子で寿美さんも矢に当たった事に奈緒子さんも気づいていて、その札を持っていた弁蔵さんに不審感を持っていましたから・・・」

福井県警:「だったらあの浮き輪の弁蔵さんの指紋は!?」

小五郎:「あれは恐らく浮き輪と共に当たり札が川の途中にひっかかっていたのを拾った時に触ってしまったんでしょう・・・」

弁蔵:「ああ・・・探偵さんの言う通りだ・・・」「ありゃーたまたま川で拾った札で、もしその札が寿美さんの札だったら、犯人にされかねねぇと思ってよ、名簿を盗んじまったってわけよ・・・」

福井県警:「そこを君恵さんに見つかって殺したんじゃないのか?」

小五郎:「それはまずないでしょう・・・」「もし彼が犯人なら・・・倉と共に名簿も焼いてしまっているはずですからね・・・」 File:283

弁蔵が寿美の札を拾ったのは偶然であったようだが、最初に矢が100万円で売れたことに味を占めたのか、浮き輪と一緒に川に引っ掛かっていた札をそのままくすねていた。計画性はなく、浮き輪にも指紋が残っている。

そして、自分が犯人だと疑われることを恐れて、今年の当選者番号と名前が記載されている名簿を盗んだ。

弁蔵と沙織の関係は父娘としか書いていないので、義理の父親というわけではないようである。また、酒飲みなのもいつものことで、実は娘のことを心配していたとか、真相に気付きながらも感情を抑えていたとか、そういうわけでもない。ちなみに、寿美の父親は娘の死を目の当たりにして号泣している。(当たり前だが)

禄朗:「だが、この一年後に本物の嵐にあって、海に出ていたオレの父親やお袋や君恵の父親が海で行方知れずになるとは思わなかったよ・・・」「まさかその船に君恵や沙織のお袋達まで乗っていたともな・・・」 File:283

君恵の母は生きていたが、沙織の母は嵐で亡くなったようなので、それをきっかけに変ったなどの裏エピソードがあったり?だが、弁蔵は漁師であるが、その時船に乗っていなかったのだろうか。酒を飲んで島にいたので生き残ったような気も。

まあ、とにかく現在の彼はありがちな典型的なくず人間である。それも親子揃って。娘はこんな家庭で育てばグレてしまうのも無理はないか。それでも、きちんと大学には行っていたり、サークルで金賞を取るくらい活動的、人間関係も恵まれていたようである。

年齢からするとコンクールで金賞を取ったのが大学4年の時で、嵐にあったのが卒業後島に戻って来てからのようなので、沙織はそこから不老不死にこだわるようになったりとか。

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更新日:2018-3-27
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