まじっく快斗【真夜中の烏の巻】のメモと感想

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名探偵コナンの中でまじっく快斗のキャラが登場したり、変装などの設定が用いられていることは今更言うまでもなく、同じ作者の作品ではあるがこの二作はパラレルワールドとされる設定で関連性が深い。

一応、最終地点は違う(まじっく快斗の組織と黒の組織は別)と発言しているものの、細かいところではヒントになりそうなものが散りばめられている。

別作品とは言え、脚本家が違い勝手に原作と矛盾する設定を入れることができないアニオリよりもむしろそうした部分が多いんじゃないだろうか。

今回は特にあえて意識して入れているのではないかと思われるようなところも。

真夜中の烏の巻【前編】

快斗:(二重の変装大成功!)(念の為に捜査員の一人を眠らせておいて正解だったぜ・・・)

・・・

青子:「あれ?どーしたの?その顔の絆創膏・・・」

快斗:「何でもねぇよ・・・」(2枚目の変装が剥がれにくいように強力な接着剤を使った報いだよ・・・)

kaito_disguise_mayonaka

二重変装ができるのかどうかについて。この問題は名探偵コナンの世界では一応解決しているのだけれど、間接的に示唆されている、論理的に推理できるというだけで、「二重変装ができるかどうか」という話しで具体的に説明はされていない。

今回、「二重の変装大成功!」と言っているが、強力な接着剤を使ったため、無理矢理剥がしたら顔の皮まで剥がれてしまうというペナルティを受けている。

もちろん、これは名探偵コナンの世界でも可能ですと言いたいのではない。「マジック」を利用することが許されており、現実的視点で論理的に推理させるわけではなくギャグオチが可能なまじっく快斗の世界観でそう表現したわけであるので、キッド編は別として、ギャグにできない名探偵コナンの推理箇所では「できない」ということ。

青山ワールドの世界観で普通に二重変装をしたらどうなるか、二枚目の変装が崩れてしまう。それを防ぐためには二枚目に強力な接着剤を付けて剥がれないようにする必要があるが、そんなことをしたら二枚目のマスクが顔から剥がせなくなってしまいますということを説明している。

シリアスな組織編でベルモットやバーボンが二重変装をして、二枚のマスクを顔ベリしたら素顔まで剥がれてせっかくの美男美女が台無しにということをやりたいわけではない。

まぁ、ベルモットは老けメイクでクリスをシャロンにすることができるのだから、わざわざ二重変装をする必要もないが。

真夜中の烏の巻【中編】

白馬:「僕は白馬なので・・・」「白い人が黒くて不気味な烏に負けて欲しくはないんですがね・・・」

紅子:「あら、日本じゃ古来烏は吉兆を示す鳥だったのよ?サムライブルーの胸のエンブレムも八咫烏だし・・・」「北欧神話では戦争と死を司る神オーディンが二羽の烏を従えていて・・・」「ギリシャ神話の太陽神アポロンに仕えていたのも烏・・・」「私も見てみたいわね・・・」「神の使いに挑む・・・」「小生意気な白い鳩・・・」

青子:「快斗は鳩じゃないよ!」「だって名前が黒羽だよ?」「どっちかっていうとー・・・」「ゴキブリさんだよねー!」

青子:「烏っていえばさー・・・」「青子のお父さんいつも烏の行水なんだけど・・・」「この前お風呂から上がって来たらお尻に変な跡付けてたんだよ!」

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お馴染み、名探偵コナンの世界でも度々描写されるカラスについてのネタ。それがどんな意味を持つのか。

作中に出てくる黒い羽=「黒羽」(黒羽盗一)とか、昔「八咫烏」のせいで比護隆佑が疑われていました(笑)

北欧神話のネタは他の伏線でも色々使われている。「太陽神アポロン仕えていた~」”太陽のような人” と優作に言われた、阿笠博士に仕える黒の組織のカラス達。阿笠説を支持する人達に受けそうだけれど、もうこうしたネタで盛り上がれないのは少し寂しいかも?

その他、「神の使い」と言えば、他にロンドン塔と英国の守護神とされていたワタリガラスとかもコナンの世界観にはマッチしそう。

「Gの組織」だったら嫌だ(笑)

組織のメンバーはみんな「烏の行水」… でも、灰原とかお風呂好きそうだし、ベルモットはバスタブにつかりながら電話とかしてるのでこれはない。だったらなんだって話ですが。

コナン:「ぐずぐずしてると話しを聞きつけて・・・アイツも一緒に行くって言い出しかねないから・・・」

博士:「アイツ・・・って?」

コナン:「ホラ、今、風呂に入ってる・・・」

灰原:「呼んだ?」

コナン:(風呂早っ・・・)File:582

haibara_bath_f582

やっぱり、灰原は風呂早いかも?

ギャグっぽく書いたけど、カラスの伝説は考え方として非常に重要な可能性あり。

コナンの言う「黒の組織」が黒い正装に拘るのは、七つの子のメロディや読者視点からだけわかる烏の描写などから、そのまま烏の暗示という可能性は高い。

しかし、ボスが烏丸蓮耶やエドワード・クロウ(英語でカラス)だから部下が烏の服装をしているとか、そのままではなくて、高飛車な女が「我々は神でもあり悪魔でもある」と板倉に言ったように、ボスが神(太陽神)を暗示しているため、部下がボス(神、太陽神)に仕える烏の格好をしているなど、その意味を少しひねって考える必要があるかもしれない。

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