世良真純のもう一人の兄(次男)|「沖矢昴」論

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登場回ごとの沖矢の簡単な特長

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サンデー コミック アニメ 特長
1 File:622-624 60巻 赤白黄色と探偵団(509-510) 初登場/組織臭/シャーロキアン
2 File:635,637 61巻 憎しみの青い火花(524-525) 判別不能
3 File:638-640 61巻 推理対決!新一 VS 沖矢昴(510-511) 金一君/蘭が不安な気持ち/蘭達が警察と面識があることを知っている/格闘能力/バーボン好き
4 File:664-666 64巻 魚が消える一角岩(542-543) 組織臭/格闘能力/料理/バーボン好き(アニメ)
5 File:680 65巻 危険な二人連れ(557) 回想のみ/判別不能
6 File:691 66巻 もののけ倉でお宝バトル(572) 料理/判別不能
7 File:700-704 67巻 危機呼ぶ赤い前兆など(578-581) 組織、赤井、ジョディを知っている/組織を狼と表現
8 File:741 71巻 初恋のビデオレター(624) 回想のみ/判別不能
9 File:755 72巻 緊急事態252(623) 組織臭/追跡眼鏡を知っている/料理
10 File:775-776 74巻 博士の動画サイト(656-657) 灰原を尾行/世良に心当たり
11 File:798-800 76巻 探偵たちの夜想曲(672-674) 灰原が心当たり/灰原の正体を知っている(アニメ)/居眠り(アニメ)/料理
12 File:801,802 76巻 1ミリも許さない(675) 回想のみ/判別不能
13 File:809-811 77巻 泡と湯気と煙(684-685) 彼女との約束/シャーロキアン/居眠り
14 File:812-814 77巻 工藤優作の未解決事件(690-691) 金一君/赤井くし/コナンの正体を知る/世良が不審に思う
15 File:815,817 77巻 灰原の秘密に迫る影(700) ハッキング/判別不能
16 File:820-21,823-24 78巻 ミステリートレイン(701-704) ハッキング/目の下に隈/車内に赤井登場
17 File:843 80巻 甘く冷たい宅急便(723) バーボンに心当たり/判別不能

異なる人の沖矢の違いを明らかにするための特徴を整理するのであるから、どちらの沖矢か判別不能な回想やワンシーンのみの沖矢は除外して考える。

グループ分け

特定回のみの入れ替わりはその理由が必要。そうでない場合は、変装の素人である別人が一人を演じているのだから、特徴で沖矢A・沖矢Bと二つにグループ分けすれば良い。

頭の切れは両者共通の特長。二人一役の目的からすれば組織についての知識も二人とも持っていると思われる。灰原護衛も二人一役なのだから役割は同じ。

変装と言っても、組織臭などはごまかせない。赤井だけでなく、「実はキレキレの次男が過去に組織に潜入して~」というのはそうしたエピソードが追加されたら考えれば良い。そんな無謀な展開は考え難いとは思うが… 基本的には組織臭のする沖矢は赤井とまとめて考えて良いはず。

「彼女との約束」も赤井本人と考えて良いだろう。また、ストーリーを考えれば灰原が諸星大と思っている沖矢は赤井でないと灰原が恥をかくだけというギャグになる。赤井沖矢がいるのであれば、コナンと戦略を練っていた初対面の沖矢も赤井だろう。まぁ、最初の沖矢は組織臭の基準で考えれば良い。

「蘭が不安」を感じる沖矢も蘭が恐がっていた赤井。ミストレも検証すると赤井になる。居眠りも今回は赤井の伏線と考える。赤井くしは赤い彗星でシャアの伏線か。

情報の交換は協力関係にあれば共有しているだろうが、作者が二人の沖矢を用意しているのであれば蘭から聞いた「金一君」を知っているのは共通沖矢の特徴であろう。

格闘能力については、次男が持っているか疑わしい。世良は推理の相談に乗ってくれる次男がいるのに、長男から送られて来るビデオで学んでいる。

ハッキング(盗聴は赤井もしている)や料理、シャーロキアンはどちらの可能性もある。沖矢=次男であれば、次男沖矢は「次男の特長を持っている」もしくは、「他の沖矢とは違う特長を持っている」沖矢がいるはずだが、次男はキレキレで長男とは似ていないということくらいしかわかっていない。

赤井には説明されなかった(ないとはされていない)料理、シャーロキアンが次男特有の特長であると後にわかれば、それが次男沖矢と考えることもできるが、どれも組織臭など赤井の特長とセットになっているため、赤井にもそれがあることになる。つまり、どちらにもあるのでこれらは次男固有の特徴にならなくなる。

かなり端折ったが、こんな具合に検証して二つに分かれるか── である。元々沖矢=赤井でほとんどの伏線が一致しているし、そうでないものでも赤井にはないとされて(否定できるもの)ではなかった。

さらに、次男固有の特徴を沖矢が持っているわけでもなく、グルーピングどころか、「その沖矢は次男しかありえない」「他の沖矢とは明らかに異なる」と考えられる(それがないと読者は二人の沖矢を判別できないため。)特定回の入れ替わり根拠を探すことすら難しそう。

つまり、仮に世良が次男の正確な顔を知らなかったために沖矢に会った時に気付かなかったとしても、沖矢=二人が説明できないので、その推理は成り立たないことになる。

利き手について ─

変装を見破る手段などに利き手を判断の根拠とすることもあるが、次男の利き手はわからないし、二人人一役の場合は「同じ沖矢を演じている」のだからどちらかの利き手を合わせている可能性もある。

⇒後に右でスマホ操作のシーン。クローズアップされているので、利き手は意識して描かれていると考えられる。

判断基準が曖昧になるので他の根拠を探したほうが賢明ではある。二人の違いを示す根拠が利き手のみということは通常ない。利き手のみで判別させる場合、火傷赤井のようにはっきりとした伏線として読者に提示されるはず。(銀行強盗時の火傷赤井の時ですら利き手以外の根拠がたくさんあったが。)

もっとも、利き手の偽装は、例えば凶器が右手で使われた場合に、犯人が警察の前で左利きをアピールしたりする場合に行われるが、普段慣れていない手を使うのは容易ではない。

バーボンは火傷赤井に変装しても右手で銃を使っている。赤井は左利きなので、普段から左手を鍛えているのであれば左手を使うはずで、そうしないのは簡単にはできないから。

まぁ、左も使えるが、とっさに銃を引き抜いたので使い慣れた右だったとも考えられるし、偽装が必要なのは人に見られている時だけなので、使い慣れていない左は使わなかったとも考えられるが。

赤井沖矢は元々左利きなので、偽装があるとすれば右利きの次男が左利きを装っていることになるだろうか。逆の場合は古い世代や保守的な文化背景のある環境に育てば右利きに矯正しているケースも少なくないが、沖矢の基準となる利き手は左。

いずれにしろ、沖矢が一人であった場合は利き手を偽装する必要性はなく、普通に一人の可能性もあるわけだから、最初から右利きの沖矢がいるという前提で、特定のシーンだけで「この沖矢は右手を使っているから右利き」としてしまうと間違った判断をしてしまう可能性がある。

実は、名探偵コナンの世界では利き手以外も時々使っている。それらを全て変装と判断すれば、あらゆるキャラが頻繁に複数登場することになる。それも、ちょっとシーンが切り替わっただけで。

利き手は沖矢が二人いると他の根拠からわかった上で、後付けの補足として使う程度に考えておくべきであろう。

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更新日:2017-4-7
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