スーパーダイジェストブック(SDB)-30

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「コナンの素」を探せ

─ 青山先生にとってアニメってどういうものですか?

子供の時から大好きな存在。自分の描いたものじゃなくても好きな漫画がアニメになるのは嬉しいよ。まして自分がデザインしたキャラクター、自分が考えた話や設定が動いたり喋ったりなんて、本当に嬉しい事です。

─ アニメの制作段階で、スタッフの方にお願いした事は?

コナンは泣きません、泣かせないでいとお願いしました。『遠山の金さん』が、お白州の場面で泣いたらおかしいでしょて。それから、コナンは少年探偵団の小林少年じゃなくて、明智小五郎にしてくださいと。コナンは物語の中で一番格上で全部を見通す人なんですよね。

「コナンは泣かない」の重要な設定は「コナンドリル」でも言及していました。(こちらのほうが先)でも、「最終話で泣きますか」という質問に「ドキッ」と答えていたことがあるので、もしかしたら最後に泣くかも?

うれしくて泣くことはあるのか。でも、新一が蘭のことで泣くのも似合わないかなー。コナンドリルでは「感情移入して泣いたりしない」なので、本来はうれし泣きもないはず。

「コナンは物語の中で一番格上で全部を見通す人」これも重要な設定。

⇒緋色シリーズの作戦の首謀者(全てを読んでいたのはコナン1人)はこれで一応推理可能。というか、これを知らないと作中描写では微妙に設定がぶれるので論理的な推理厳しい。

あと声は高山みなみさんを大プッシュ『YAIBA』の鉄刀の声が高山さんなんですよ。刃ってバカなキャラなのに高山さんの声が頭良さそうな感じで、なんとなくコナンは元々そのイメージで描いてたので、灰原と和葉は弟の推薦(笑)

声優の助言については兄弟の中の医者の弟がアニオタ。これもコナンドリルで説明があり、医者をやってる弟がアニメ好きで声優について助言をくれたりしたとか。

家族構成については「SDB10」で説明がありました。4人兄弟で兄が科学者、二男が青山先生で、一つ下の弟がエンジニア(自動車修理工場の跡継ぎ)、一番下は医者でアニオタとのこと。

─ アニメ化されると、関連商品なども出てきますが・・・?

商品は企画段階で大体見てますよ。これ見てないよ!っていうものもたまにありますが・・・数が多すぎて。すごい事だなあと思いますよ。ゲームはやってみたりもしましたよ。

─ 大栄町には橋も出来たし。

あれは、ビックリしましたね!どうなるんだろう。でも皆さん来て下さるのは大歓迎です。

関連商品やゲームは今はもうチェックしてなさそう?あまりに数が増えすぎて…

大栄町の橋はたぶん、「ふるさと館」に通じる「コナン大橋」のこと。

─ 『コナン』映画化のしらせを聞いた時はどう思いました?

ラスベガスに遊びに行ってる時に聞いて・・・(笑)。早く帰りたかった。映画になったらやりたいと思ってた話があったから。本当は『まじっく快斗』でやろうと思ったネタだったんだけど『コナン』にも使えるなって。本当に本当のとっておきだったからなあ。これやって面白くないわけがないぐらい思ってたから、やれて嬉しかったですよ。次があるとは思ってなかったから、一作目で全部出し切ったんですよね。

─ 映画『コナン』ならではの魅力は?

デカイ話ができる!漫画じゃなかなかできないデカイ話。映画だから2時間でしょう?漫画だと、長い話は毎回それまでのあらすじとかを入れなくちゃいけないから大変なんですが、映画だとそれをしなくていいから、通してバーっとできる。

─ 毎回、原画も描かれていますよね。

そうそう、それを楽しみにしてるんです。大画面に自分の絵が映るのを。自分の絵がですよ!スゲーやー!どんどん増えてきちゃって、自分で自分の首をしめてるんですけどね(笑)。

─ 青山先生としての、各映画の見どころ、テーマは?

一作目は、扉越しのシーン。とにかく前からやりたかった事なんです。

二作目は、オレの中では、小五郎がなんで警察を辞めたかの話ですね。英理を助けるためにわざと足を撃って、人質にとれないように…てやつ。うちのお父さんはあれが一番好きって言ってたな。

三作目は、これはもう「出すぞ怪盗キッド」って感じ(笑)。イースターエッグはアシスタントの岸田くんがNHKの番組でやってたのを見て「あれキッドが狙いそうだ」って。

四作目は・・・コナンに告らせようと。で、蘭の記憶を取り戻させるために、告白したんでしょ?ってこまかそうと。

五作目は灰原が爆弾のカウントをやめないところ。あと歩美ちゃんが、目をつぶって30秒数えられるのはなんでかな?ってのがかわいくていいなあ。

六作目は脚本が野沢さんで、雰囲気の変わった作品になりましたね。

では最新作『迷宮の十字路』の見どころは?ラブラブコメコメです。ラブコメばっかだとアレだけど、ラブコメがないとつまんないから。蘭も和葉もラブコメしてます。あと、平次の侍っぷりがカッコイイですよ!

ラスベガスとか遊びに行くのか。コナンでラスベガスやったら面白そう。あ、でも新一達は無理か… ちょっと勿体無い。

1作目、説明からするとやりたかったのは扉越しのシーンのこと。まじっく快斗でどうやるつもりだったのか。でも、コナンで見れてうれしい。キッド編でも面白そうかも。「次があるとは思ってなかった」から、「本当に本当のとっておき」を出して「一作目で全部出し切った」だけにあって1作目はあらゆる想いが詰まった傑作でした。

まぁ、初期の映画はどれも名作ですね。1作目(時計じかけの摩天楼)の扉越しのシーン、2作目(14番目の標的)の足を撃つシーン、3作目(世紀末の魔術師)の初のキッドとのコラボ、4作目(瞳の中の暗殺者)の蘭の記憶が戻るシーン、5作目(天国へのカウントダウン)のカウントダウンのシーン… 6作目はコナンとしては異色だが人気のベイカー、6作目は相棒服部とのタッグ・・・やっぱり初期がほとんどベストのうちの一つ。

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