モンキーパンチ先生×青山剛昌先生のスペシャル対談

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サンデーの付録にもありましたが、モンキーパンチ先生×青山剛昌先生のオフィシャル対談が公式サイトでも行われています。

モンキーパンチ×青山剛昌 Special Talk

まぁ、ルパコナについての対談なので、あんまり考察に役に立つ情報はないと思います。

インタビューは時間が経つと消されてしまうことが多いので、メモ的な意味も含めてレヴューしておきます。

前作の2009年の「ルパン三世vs名探偵コナン」以来の対談ですが、前作の評判や反響はいかがでしたか?

青山剛昌先生:「ゴジラ対ガメラ」という感じですよね。ありえない対決というか。とにかく、うちの親が喜んでいました。「え!ルパンと?あんたやったわね!」って(笑)一作目の出来がかなり良かったので、たぶん映画になっちゃうんじゃないかなと思っていましたけど(笑)

モンキー・パンチ先生:話が来た時にどうやって対決させるのかなと興味はありましたね。さすがプロの脚本家だけあって、うまくまとめてるなという感じがしました。ただ勝負がなかなかつけにくいから脚本書く人は、書きにくかったんじゃないかな。

青山剛昌先生:まぁこういうのって最終的には協力してって感じですよね。まあ今回は結構、対決しました。

モンキー・パンチ先生:いや今回のやつはストーリー見てもおもしろいですよ。ストーリー作る人もかなり苦労していると思います。いや、出だしから面白かった!

今回は2009年のルパコナ以来の対談。約5年というスパンを考えれば、また5年後くらいにコラボ映画をやるような気もします。ルパコナはかなり評判いいので。

コナンは基本日常編で区切りがあるので映画にも向いてるんですよね。ストーリー系だと、どうしても本編に関係ないというだけで緊張感がなくなってしまう。

最終的に決着がつかないのは視聴者もわかってるので仕方なし。いかに過程で面白くできるかですね。

今回、お二人からリクエストされたことはありましたか?

モンキー・パンチ先生:僕は基本的には全部おまかせですね。初めのプロットだけちょっと読んで、ああ今回はこういう話かとちょっとわかっちゃったらあとは完成品が楽しみなんですよ。

ファンの人たちと同じように公開された時にどんなのができたかなっていう楽しみがありますから。 あんまり深入りしないです。あとで喜んで見てるという感じです。

青山剛昌先生:僕は逆にめちゃくちゃ関わりました。もう、監督にご迷惑かけたくらい。(笑)。いやルパンはこうじゃないだろうとか。原作のファンですしね。特に不二子ちゃんが好きなんで(笑)

青山先生は映画もこだわりますよね。だからこそ毎回高いクオリティを維持できるのかもしれませんが。

今回、不二子ちゃんと灰原哀ちゃんの絡みが結構ありますが?

青山剛昌先生:めちゃめちゃ口出ししました。

モンキー・パンチ先生:いや。おもしろかったですよ!なるほどね。かなり剛昌さんのこだわりも入ってるわけですね。

青山剛昌先生:あのお風呂シーンは僕が自分でコンテをきったくらい(笑)こだわらせてもらいました。

モンキー・パンチ先生:僕はどっちかっていうと人が作ったものを見て楽しむ方ですから。自分で作ってる時は楽しみより苦しみの方が大きいですね。漫画を描いてるときは早く逃げ出したいという気持ちで書いていましたから。週刊だから書いても書いても次がきて、いつ終わるんだろうって。

青山剛昌先生:今、俺それですよ!(笑)

モンキー・パンチ先生:いや、若いからやった方がいいよ!僕はもう、ざるで水を汲んでる感じで、もういい 加減に終わりたいなと思ってた。でも後でアニメになったり映画になったりして、そっちを見る方が楽しいですね。監督さんの作り方によって違ったルパンで、違うルパンであってもルパン三世には変わりないので。今度の監督さんはこういう作り方なんだなと、今度のルパンはまた違った面白さがあるんだなと感じたり、楽しんでいますね。

ほんと、週刊漫画は締め切りに追われて大変だと思います。某少年漫画では休んでるほうが多い作家もいますが(笑)

体を壊さないように、年に一度2週間ぐらい休みもらって南の島にバカンスにでも行ってリフレッシュしたほうが… でも、それやっちゃうと戻りたくなくなっちゃうのかも。

監督によって違うルパン。それもまたルパンの魅力です。

不二子も映画によって全然違いますよね?

モンキー・パンチ先生:僕はそれでいいと思ってるんですよ。もともと不二子はボンドガールが原型にあって、ボンドガールはシリーズごとに違うけど、ルパンは毎週あるから。毎週違うルパンガールは出せないので、どんな性格の女性が出てきてもどんなコスチュームの女性が出てきても、全部、不二子で統一しちゃえって感じでやりましたから、不思議な女性になっちゃいました。

青山剛昌先生:子供心に混乱しましたね。あれ?この不二子死んじゃったんじゃなかったっけ?とか。たまに「ふじみねこ」と呼んでいたり、ルパンの大学時代の同級生だったり、殺し屋だったり。ひょっとしてこれは名前だけなんだなって思って。

モンキー・パンチ先生:そう名前だけなんだよ。名前だけ統一しちゃって、女性はどう変わってもその名前でいっちゃおうって。それ以上の女性の名前が思いうかばなかったというか。毎週考えるのも面倒くさいしね(笑)名前だけは統一しちゃった。

僕の場合、ルパン三世はどっちかというと続く話じゃないんですよ。一話完結なんですよね。次週に続く話だと、前の話を引きずって書かないといけないじゃないですか。前のこと忘れたときにえらいことになっちゃうので、(笑)この話はここで終わりにして、脈絡がなくてもいいんじゃないかという気持ちで連載をやっていたので、その週に初めてルパン三世を読んだ方でも話だけの面白さを感じてもらえればいいと思っていました。だから最初にアニメ化した人は、随分勇気がいるなと思いましたよ(笑)。

「ふじみねこ」(笑)名探偵コナンの場合は、映画でキャラが突然変って違和感が出たりしないように気をつけてるらしいです。

一応ミステリーなので、ルパンのようにコロコロと設定が変るのもできない、原作に影響しないようにという配慮がきちんとされているとのこと。

まぁ、パラレルってことで、ある程度じゃないかとは思いますが。映画監督とかには、基本自由にやってくれという感じのようです。この辺のことは春の映画の対談で時々語っていますね。

工藤新一くんのお母さんのお名前は、旧姓が藤峰有希子で、不二子から取ったと。

青山剛昌先生:そうそう。藤峰は峰不二子から取って、有希子は不二子の初代声優の二階堂有希子さんから取らせてもらいました。顔もほとんど同じ顔、描いてるし(笑)。

モンキー・パンチ先生:それはありがたいな。初めて聞きました。

青山剛昌先生:あと、実は、最初はコナンくんのお父さんの工藤優作の声を山田康夫さんにやってほしかったんですよ。コナンくんの笑った時の口がルパンと一緒だったり、足首が細かったり共通点がありますから。

そういうところも前作や今作が、うまく融合した理由だったんですかね?

青山剛昌先生:俺がただファンだっただけなんですけどね(笑)うまくマッチしましたよね。どちらも日本テレビ系列だったり、同じアニメ会社だったのがツイていましたね。

モンキー・パンチ先生:ラッキーだったね。ほんとに、ルパンとホームズを見てる感じだよね。

有希子は峰不二子のオマージュってのはもう既出。一応、良い方の不二子らしいですが。悪いほうはベルモット。(少年サンデー33号特別付録)

工藤優作の声は初耳。って、今の声優さんに失礼じゃ…

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更新日:2016-9-22
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