ダ・ヴィンチ【2014年 05月号】

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どうか!どうか、あと二つ質問させてください!黒ずくめの組織の目的とはナニ?APTX4869の作用から考えると、不老不死が怪しいのでは・・・・・・。

青山:「違います。確かにそう思っちやうよね。今ね、組織の中では大変なことが起こっていますよ。

組織の目的は不老不死ではない。

灰原:「死者を蘇らせる秘薬・・・」「・・・とでも言えば満足かしら?」

灰原:「まあ安心しなさい・・・私の研究の目的はそんな夢のような薬じゃないわ・・・」「この地球のほとんどの人間にはその価値を見いだせない愚かしい代物・・・」 38巻

これは、原作では「灰原が死者を蘇らせる薬」を否定した上で、「安心しろ、そんな夢のような薬じゃない」と言っている。「死者を蘇らせる薬」も「不老不死」も現代科学ではまだ非現実的で、完成されれば社会を混乱させる、また多くの人が一度は興味を持つであろう夢のような薬という意味では同じ。

「安心しなさい!死者を蘇らせるような夢のような薬ではないわ!!不老不死よ!」では全然安心できないし、言っていることがおかしくなってしまうので、少なくとも灰原はその目的で作っているわけではないことは確かであった。

しかし、不老不死は「命は限りあるから大切なものなのである~」「生きること自体が大変なのに、死ねないというのはずっと地獄にいるようなもの~」などと、一見夢のようだけどバカらしいことであることを古来から賢人も説いている。

灰原はそのことを知っていたために、「愚かしい代物」と考えていたが、未熟であったために、実社会への影響など考慮していなかったのかもしれない・・・(それを言ったら死者蘇生も夢のような薬ではないことになるが、灰原には姉や両親を生き返らせるという個人的な使い道があるのでなんとも言えない。)なんて考えもできなくはない。もしくは、自分の目的と組織の目的が違っていたとか。

ミステリートレインでは、灰原は後になって「こんな薬作っちゃいけなかった~」と後悔しているし、宮野夫婦は組織と違う使い道で薬を研究しているようであった。

ということで、決め付けはできない部分ではあったが、ともかくこれで「不老不死」については完全に否定された。

「今ね、組織の中では大変なことが起こっていますよ。」─ 何だろう?

1.組織内はスパイだらけ
2.組織内で幼児化続出
3.ボスが寿命で死にそう
4.権力争いの内部分裂
5.エレーナが生きていた etc…

2の場合、灰原やコナンの幼児化が疑われるので、一気にクライマックスに向ってしまいそう。(エレーナが隠れて成功させたとかでなければ。)

キールが潜入してから「バーボンが動き出した!」しか情報を持ってきていないので、この今起きていることはキールが伝えるかも?

⇒一応、85巻でキールからは「RUM」というメールが切羽詰った状況で送られて来た。

「大変なことが起きている」のが原因?

えーっ、すごい気になる!では、誰もが知りたい最大の謎。黒ずくめの組織のボス”あの方”とは誰ですか?阿笠博士はかなり以前から取り沙汰され、青山は公式に否定している

コナンの父・工藤優作も有力候補の一人だが。

青山:「優作も違います。もう決めました。これからは、”あの方”の質問は受け付けません!だってわかっちゃったらつまらないでしょ。読者の皆さんと俺で、これからも推理合戦をしましょう!」

工藤優作もファンの質問(年賀状)で否定していたようでしたが、公式の場での否定は初めて。まぁ、作者は「ハッピーエンド」と言っているし、阿笠博士同様に強固なアリバイがありつつも、有力な根拠もなかったので問題のない範囲ですが… 一応、博士と違って灰原とはニアミスを続けてたんですけどね。

「読者の皆さんと俺で、これからも推理合戦をしましょう」

新名先生のことかー!!

これ、すぐに思い浮かびました(笑)

新名先生:「私が幸福を感じる瞬間はもちろん作品に対する賛辞の言葉を受ける時だが・・・作家を始めて40年・・・まだ味わっていない幸福がある・・・私は一度でいいからそれを直に見てみたい・・・私が答えを出す前に謎を解いた・・・得意満面な読者の顔をな・・・」

蘭:「でも、その「得意満面な読者の顔が見たい」って話、いつも小説のあと書きに新名先生が書いてたから・・・きっと待ってたのよ・・・」「先生!解けました!!」っていう、何もかも見破った読者が来るのを!!」 19巻

この話を見た時に、作者の言葉の代弁かなと感じました。いや、ボスですら、コナンのような自分に辿り着く人物を密かに心待ちにしていたり…?

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ダ・ヴィンチ【2014年 05月号】」への6件のフィードバック

  1. 管理人 投稿作成者

    >>22O83215さん

    名探偵コナンの場合、日常編は科学トリックだったり、てぐすに紐を通した密室トリックだったりを見破る必要がありますが、組織編は伏線を見つけて繋げる論理力で七・八割方の推理はできるので、専門知識がそれほどなくても解けるところが魅力です。

    国語の文章問題を解くロジックと同じなので、その気になれば誰でも解ける国語が組織編、公式を知らないと厳しい数学が日常編に近いというか。だから、本当は敷居が低いんです。ただ、読み続けてストーリーを追い続ける必要がありますが… それでも重要なところから先に押さえれば、ワンピースなんかと違っていつもメインストーリーをやるわけではないので、最初のとっかかりに大枠を押さえる程度ならそれほどボリュームは多くありません。

    本はたくさん読んでいましたが、自分もミステリーなんかたまにTVドラマで見ていた程度でそれほど詳しいわけではありません。ミステリーと言うか、ほとんど刑事物(笑)でも、じっくり読めば誰でも正解を出せる魅力に惹かれてコナンの組織編に嵌りました。どちらかというと読書はラブストーリ派なので、それが恋愛とかサイドストーリーが豊富なコナンを好きになった理由でもあります。だから、最初は劇場版の方が好きでした。

    作家によってルールが違うので、むしろ他作品は知らない方が良いこともあるかもしれません。ボスはちょっとした本格ミステリーよりも難しいんじゃないでしょうか。現在86巻も出ていて、その中の誰かですよって(笑)

  2. 22O83215

    その巻読んだらわかっちゃう、あの方について
    もしやと思い、48巻と69巻を手にとって見ましたが、なんのこっちゃわからんでした。
    単行本カバー後ろの探偵紹介ページも何かヒントではないかと思いましたが、ミーハーレベル以下の小説読破な自分では全く…
    これだけヒントを与えられてるのにもかかわらず分からない人が多い少年漫画というのも珍しいですよね。
    管理人さんのレビュー面白かったです!
    はじめましてで失礼しました。

  3. 管理人 投稿作成者

    >>べいか村在住 さん

    ジェイムズが最初から計画に入っていたとしたら、ジェイムズと赤井が最後に会話をしたシーンはおかしいんですよね。誰が見ているわけでもないので、あの状況で演技する必要はないですから、心の声と同じ扱いになるはず。盗聴されている可能性があるので、あそこから既に演技を始めたというならありですが。

    たぶん、コナンはまだ絡んでくるんじゃないでしょうか。対決がどこまでやるかですねー。安室はまだ退場しないような気がします。弱みを握られて、一度撤退してベルモットみたいにまたチャンスを伺うキャラになるのかなーとちょっと思っています。

  4. べいか村在住

    「魔法の呪文」の時に「では、後の事は任せましたから…」と言っていたので、その後(多分、混乱するから)事態の収拾をお願いしたのかな、と…。
    何も知らない人に言うセリフではないように感じたので。
    因みに「マサカズ た村」に行って見たら、「いよいよアムロvsキャスバルね!」とダイヤさん(多分、灰原)が言ってました。緋色シリーズだから灰原の事かと思いましたが、ガチンコ勝負するみたいですね。個人的にはもう少し安室とコナンの心理戦がみたかったので…。

  5. 管理人 投稿作成者

    >>べいか村在住 さん

    おめでとうございます!しかも、気付いていただけではなくて、完全に協力関係という(笑)あの最後に会話を交わしたシーンは何か作戦があると感づいた伏線だと思ったのですが、いつから事情を知っていたのかがちょっと疑問です。最初から知っていたのなら、あのシーンはちょっと違和感があるような。途中から連絡をしたのであれば、その伏線があってもいいと思うんですけど。しかも、極秘の作戦を彼に知らせるリスクというか、そこまで信頼できる人物なのか?と突っ込みたくもなります(笑)

    コナン新聞によると、彼はまだ色々知っているそうで、一つは世良のことだと思いますが、まだあるような気がします。その家族絡みか、もしかしたら、ベルモット編の伏線がいまになって回収される可能性もちょっと出てきました。

  6. べいか村在住

    こんにちは。
    ダ・ヴィンチ読みました!
    あの灰原=アイリーンは、管理人さんがコメントされていたエレーナ=アイリーン説がやっぱり合っていたかな、と思いました。
    また、先ほど映画も観てきました。以前、私がコメント入れていた推測が合っていた事がわかったため少しホッとしています。詳細は映画をみればわかるので省きますが、感想としては「なるほど…そうきたか…」って感じです!
    原作も面白くなってきてますが、管理人さんのレビューが楽しみです。

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