ベルモット不老の秘密

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最もシンプルなルート

中途半端に14,15年前などとするのであれば、「18年前」とするのが伏線もあり、しっくりくる。

ピスコ:「君はまだ赤ん坊だったから覚えちゃいないだろうが、科学者だった君のご両親と私はとても親しくてね・・・」「開発中の薬の事はよく聞かされていたんだよ・・・」

「でもまさかここまで君が進めていたとは・・・」「事故死したご両親もさぞかしお喜びだろう・・・」 File:242

灰原:「その親も、私が生まれてすぐに死んじゃって・・・」

コナン:「・・・なあ、お前の両親、何で亡くなったんだっけ?」

灰原:「さあ・・・研究中の事故死だってお姉ちゃんは彼らに聞かされていたようだけど・・・」 File:384

宮野夫婦は灰原がまだ赤ん坊の頃に事故死したとされているが、灰原の「私が生まれてすぐに死んじゃって」というセリフからすると、時期は灰原の年齢である18年前と考えて良さそう。

「事故死」とされているが、エレーナが残したテープの内容からするとそれは予期されたものであることがわかる。実は、この18年前に組織で大規模な実験が行われたのではないか?という推測もできる。

志保や明美の自己犠牲心の強い性格は母エレーナ譲りであった可能性が高く、宮野夫婦自ら実験の被験者に加わった。そして、ベルモットもその中の一人であったというパターン。

シャロンの年齢を50歳前後とすると18年前は32歳前後であり、現在の29歳は範囲内で、見た目年齢もそう変わらない。2年前となるジョディ邸での事件の時は30歳前後であり、現在の29歳とほぼ同じ。18年前に薬で歳を取らない体になったとすれば20年前から歳を取っていないことと一致する。

これが舞台「ゴールデン・アップル」(不老不死の源を意味)で脚光を浴びた時期と、自身が不老になった時期が被るのであれば、読者を唸らせるような設定となる。

まさにベルモットは脚光を浴びた「あの時のまま綺麗」。賞を取った29歳前後から、現在の自称29歳まで年を取っていないのだから。

ちなみに

ベルモットが変装術を習った本当の理由は役作りのためではなくて、薬の影響が出たからという考えもできる。だが、時期が有希子が17歳の時だったとすると20年前になりタイミングが変装術を習ったほうが先となる。

18-19歳とすれば宮野夫婦が亡くなった年とぴったり一致するのだが、不老であった場合は薬を飲んですぐには効果に気づかないのでは?という問題も。

それなら一気に若返ってしまったと考えたほうが良さそうであるが、有希子の回想からするとシャロンは当時20代以上の姿のようだったので、こっちのパターンはなさそう。

10代の姿の女性を20代に見せることは弟子入りまえの技術でもできなくはなさそうだが、その解決方法はちょっと強引すぎるかもしれない。

その他のパターン

全部検証するとたくさんの可能性を考えることができるし非常に複雑。一応、ベルモットが最新のAPTX4869の前の段階の薬を飲み、一人二役を演じ続けてごまかしてきたという可能性を確認できれば今回は問題ないので、この考察はごく簡単に。

若返りについては5歳若返ったとか10歳若返ったなど考えれば切りがない。とりあえず、後退化に成功していない(骨格はそのまま)段階であり、肌などの見た目が若い頃に戻ると考えると、見た目は成長が止まった10代後半くらいになると考えておきたい。

不老状態

この場合は飲んだ時から時間が止まると考えていいので、現在の見た目年齢と同じ時期に薬を飲んだことになる。前述した20年くらい前と予想できる。

ただ、自分が歳を取っていない(薬の実験に成功している)と気づくまでにブランクがあるはずなので、例えば10年後、今から10年前に「このままではマズイ」と気づいて一人二役の作戦を考え実行、クリスをデビューさせて今に至るなど。

この場合クリスを19歳としてデビューさせる必要があるので、29歳の見た目であるベルモットはデビュー時は10歳偽って若作りをしていたことになるが… デビューが5年くらい前であれば見た目の苦労はないかもしれない。

また、不老であるので、一旦シャロンを殺した今でも現在のクリスをまた老けメイクで老化させていくことになる。(今は女優業は休業だが)

もっと前の場合 ─

20年前と今の姿は変わらないが、25年くらい前に不老状態だったとしても、まぁごまかせる範囲。20年前の時点で既に老けメイクをしていた。あるいは、20年くらい前にようやく老化しないことに気づき、それで盗一に変装術を習いにいったとか。限度は大人の体となる18歳くらいより後になること。

若返りのみ

10歳~程度若返ろうが一人二役は必要ない。2,3年前に一気に18歳になったのならさすがにごまかせないだろうが、現在29歳と考えるとそれはない。となると、飲んだのは10年くらい前となる。

10年前に18歳くらいの姿になり、すぐにクリスとしてデビューさせて現在29歳。当時40歳だったシャロンは50歳で用無しとして切捨て。これならタイミング的には悪くないか。

しかし、今のベルモットが普通に歳を取り続けているとすると、若い時代を2回経験できてそれは結構ラッキーなんじゃ(笑)シャロンを消してクリスとして生きている今のベルモットは全く悩む必要はない。

「歳を取らないのは一見夢のようだけど馬鹿らしいことなのよ」ってのが一つのテーマにもなるような気がしますが、どうでしょう。クリスが老けメイクを繰り返しては次の人物に乗り変る、終わりのない戦いをしていると考えるほうがしっくりくるような。組織の研究は「愚か」なわけなので。

若返りと不老状態

若返り(18歳くらい)に加えて不老状態のパターン。これだと、現在29歳の姿は老けメイクで素顔は18歳ということに。

「あれがあの女の変装なしの素顔ってわけだ」─ いいえ、老けメイクです(笑)まぁ、メイクでも変装状態ではないので血は出る。

老けメイクで29歳程度に見せるということは、薬を飲んだのは10年ほど前かもしれない。10年前に18歳の姿になった直後にクリスをデビューさせ、1歳ずつ老ければ10年で大体29歳、現在の姿になる。

20年前と今の姿が変らないのは、20年前は本当に29歳程度であり、今は老けメイクでの29歳と一致する。空白の期間はむしろ20年前よりも若かったことになるのだが…

まぁ、数字的に合わせられるパターンは他にもいくつも考えられそう。この辺はもう少しヒントが出ないと絞り込みは難しいかもしれない。

17年前のAPTX4869

コナン:「それによ・・・オレが飲まされたあの薬が17年前にもうあったって事は・・・」「お前、今何歳だ?」

灰原:「失礼ねぇ、言ったでしょ?18歳って・・・」

灰原:「多分。その薬は私の父と母が作った薬・・・」「私は焼け残った資料を掻き集めてその薬を復活させただけだから・・・」 File:948

灰原が考案したとされていたAPTX4869は、実は17年前に既に存在し、灰原が作ったAPTX4869は両親の作った薬の資料を掻き集めて復活させただけだと言う。

詳細は↓
組織の開発している薬「APTX4869」の仕組みと効果

17年前にもうAPTX4869があったということは、20年前にエレーナが娘の灰原のためにテープを残し、その後何らかの実験を行ったのだとしても、それはAPTX4869のほうで、ベルモットが飲んだと考えられる薬とは別の可能性がある。

APTX4869は幼児化までしてしまう薬であって、ベルモットの状態よりもさらに一歩研究が進んでいると考えられるため。

まぁ、実験の段階でアポトーシス誘導とテロメアーゼ活性を分けていたとすれば、ベルモットだけが不老の状態にということもありえるが、それならば厚司とエレーナ、夫婦でそれぞれを実験するような。

となると、ベルモットが不老状態になったのはもっと早い段階かもしれない。この方が、ベルモットが盗一に変装術を習いに来日した理由が単に演技目的のためというだけでなく、実は一人二役を演じるためだったということになり、重要な意味合いを持ってくる。

シャロン=クリスの変装にマスクは使用していないが、ベルモットが一人二役を演じることができるのは、ベルモットが変装術者だからでないと、せっかくの設定が活きない。

ただ、不老状態になったことに気づき、焦って変装術を習ったのだとすれば、不老になったのは変装術を習ったと考えられる20年前後過去のことから近すぎず、遠すぎずではないかと。不老状態であることに気づくのに数年かかる可能性があるのと、一方で10年ごまかすなどは厳しいため。その前に手を打とうとするはず。

厚司とエレーナが組織に入った30年前から数年後だと、研究の成果と変装術を習いに行くタイミングがちょうど良い感じにはなるが… この場合、例えば25年前に薬を飲んだのなら、20年前のジョディ一家暗殺、それから盗一に変装術を習いに行った時と、どちらも既に不老状態だったことになる。年齢的には29+25=54で、これもまぁイメージ通りにはなる。

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更新日:2018-5-8
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