世良真純の出生の秘密

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さざ波シリーズ

File:972-974で、赤井(世良)一家の家族構成がコナン視点でも伏線回収される。

赤井(世良)家の家族構成

コナン:(──っていうか・・・世良と赤井さんの間にいた兄さん・・・)(どう見ても羽田名人だよな・・・「秀吉」って呼ばれたし・・・)「いやそれよりも・・・」(その羽田名人が「メアリー母さん」って呼んでたあの人のあの顔立ち・・・)(世良が言ってた「領域外の妹」と・・・)(同一人物と見て間違いない・・・)(まさかオレと同じ薬・・・APTX4869を飲まされたのか?)(いつ?どこで?)(誰に!?) File:974

コナンは羽田秀吉が真ん中の兄。領域外の妹(メアリー)が幼児化した母であることに気づく。

父親の名前

メアリー:(務武さん・・・)(やっぱりこの子は・・・)(主人の息子なのね・・・)「秀一・・・貴方を日本に戻して秀吉や真純の父親代わりになってもらおうと思ってたけど・・・」「それはもうあきらめたわ・・・」 File:974

婚姻届にあった父親の名前「〇武」は、務武(つとむ)で確定。

父親が失踪した時期

メアリー:「まったく・・・」「せっかく貴方を日本に戻す為に海水浴に誘ったのに・・・」「まあ、この平和な景色を眺めながら頭を冷やして思い出しなさい・・・」「主人が死ぬ前・・・この安全な国に私達を送った時に言った言葉を・・・」「いいか、この先、私はいないものと思え・・・どうやら私はとんでもない奴らを敵に回してしまったようだ・・・」「──っていうあのメールをね・・・」

赤井:(母さんこそ忘れてるんじゃないのか?)(父の遺体はまだ発見されていないって事を・・・) File:972

赤井の父は死亡したとされていたが、遺体が見つかっていないことと、「私はいないものと思え」というメールを残したまま行方不明になっているのなら失踪。家族が7年経過後に「失踪宣告」をしていれば、公的には死亡扱いとなる。

〔10年前・・・〕

秀吉:「久し振りだね・・・」「秀一兄さん・・・」

赤井:「ああ・・・7年ぶりか・・・」「大きくなったな秀吉・・・」「高校3年生になるのかな?」

メアリー:「頭を冷やすのは貴方の方よ・・・」「アメリカで勉強したいって言うから留学させたのに・・・」「実は「父の事件の真相を探りに行ってた」ですって?」「しかも大学を卒業したらFBIに入るだなんて・・・」「まるで死神に魅入られた幼稚な子供のよう・・・」 File:972

赤井が10年前に秀吉と7年振りの再会。赤井は父の事件(17年前の羽田浩司の事件)を探るために渡米したので、計算すると羽田浩司の事件⇒世良一家を日本安全な日本へ⇒務武の失踪⇒赤井の渡米の順に同年に起きていると考えられる。

赤井の母国と世良の留学先

コナン:(アメリカじゃサッカーの事をフットボールとはまず言わない──って事は・・・)(間違いない!世良が留学してたのはアメリカじゃなく・・・イギリスだ!!)(でも何で世良はイギリスに行ってた事を隠して・・・)(待てよ待てよ・・・)(イギリス・・・)(イギリス・・・)(そうか!)(思い出した!!) File:971

さざ波シリーズの一つ前の話、コナンは世良の留学先がアメリカではなくてイギリスであると判断。もともとイギリスに住んでいたがアメリカに留学してたとか、イギリスの習慣は母親の影響だとかも考えられるけれど、ここは素直にイギリスにいたという解釈で良さそう。世良自身も、イギリスにいたということを伏せるためにアメリカと偽っていたと考えられるので。

有希子:「イギリスの方ですよね?」「ジャガイモを拍子切りにして油で揚げて塩をふった物を日本じゃフライドポテト・・・」「アメリカじゃフレンチフライズ・・・」「それをチップスって言うのは・・・」「フィッシュ&チップスの国イギリスかなって・・・」

・・・

赤井:「フン・・・」「とんだ安全な国だな・・・」「今のような一般人にも・・・」「言葉遣いだけで母国がバレてしまう・・・」「この世に安全な国なんてないんだよ母さん・・・」「なーに心配するな・・・」「父を消した奴らに俺の正体がバレる前に、奴らを一人残らず地獄の底に・・・」 File:972

赤井:「なんたって君は・・・」「我が国が誇る名探偵の・・・」「弟子なんだからな・・・」

新一:「わ、我が国ってお兄さんイギリス人なの?」

赤井:「ああ・・・」「今はアメリカ人だが・・・」「それよりこの事件・・・」「探偵の修行にはなったかな?」

新一:「うん!」 File:974

メアリーがイギリス人というのは、まぁここまでの話からでも予測できること。赤井はイギリス人⇒アメリカ人(FBI捜査官になるために帰化)。務武が日本国籍だった場合、赤井は元々二重国籍だったが、国籍を破棄したと考えられる。

20歳を超えて重国籍になった場合、国籍取得時点で選択する必要がある(20歳以前の場合は22歳で選択)ので、赤井はアメリカ国籍を得た時点でもう日本人ではなくなっている。一般的なルートでのグリーンカード2年+国籍取得に5年かけた場合、アメリカ国籍を得たのは17年前から逆算した10年前の過去編、21,22歳の時。だから、赤井は日本人であるとは言わず、「アメリカ人」と言い切ったのかもしれない。

これだと、世良の言っている次男はずっと日本暮らしというのは微妙になるのだけれど、既に羽田家との縁があり、秀吉だけは生まれも育ちも日本だったのか。単に世良が生まれる16年前のことは知らなかっただけか、あるいは留学について来なかったという意味で適当に話をしただけなのか、それとも嘘をついたのか、という点については明らかではない。

問題点と補足知識

「世良」をミドルネームとすると

婚姻届の末尾が「セラ」になるのだけれど、ミドルネームに世良を残しているということは名字は赤井。ちなみに父である赤井〇武は亡くなっているとされるので、「赤井 メアリー」と姓は省略せずに書かれているはず。

⇒さざ波シリーズで「遺体は見つかっていない」ということが明らかになったので、失踪扱いの可能性あり。不在者の生死が明らかでなくなってから7年間経過すると、関係者が家庭裁判所に所定の手続きを行うと「失踪宣告」(死亡扱い)することができる。利害関係人の請求により行われるため、勝手に死んだことにされるわけではない(笑)

父が赤井務武、母が赤井メアリー世良。これを前提として考えた場合、末尾の「セラ」が漢字表記なのと、これでどうすれば秀吉(高校卒業まで)と真純が世良を名乗ることができるのかという疑問。

日本国籍を持たず、海外で使用している名前が「Mary Sera Akai」なら世良はミドルネームとして入るが、これなら世良はカタカナ表記。「赤井 メアリー セラ」これが一般的なパターン。

海外でミドルネームを使うことはできても、日本の戸籍に後からミドルネームを入れて改名できるわけではなく、ダブルネームにしても通常は世良が末尾にはこない。

秀吉と真純は戸籍上は赤井だけれど、通称でそう名乗っているだけというのはとりあえず考えない(笑)ちなみに、中学生までは通称でもいいらしいとかなんとか。外国籍なら通名もありえるけれど…

それと、世良の祖母夫婦に養子縁組をして秀吉と真純が世良姓になったという方法でもいけそうだけど、「ママの旧姓」と言っているので、とりあえずは母の姓である世良を名乗っていると考えたい。

国籍について

領域外の妹(世良母)はMI6(イギリス国籍)の人間と考えられ、漢字の世良姓を持っている(漢字使用圏に戸籍がある)ことから多重国籍の考えも避けて通れないかもしれない。

一般的に、日本は多重国籍は認めていないことは有名で、ブラジルのように国籍の放棄が認められない国を除き、外国籍を選択した場合は日本国籍は放棄したことになり、日本国籍を選択した場合は多国籍を放棄することが求められる。

この国籍選択については、1984年の国籍法改正により「20歳に達する以前に日本国籍とは別の国籍を持つ資格がある多重国籍の状態になった場合は22歳に達するまで、20歳に達した後に多重国籍となった場合は多重国籍となった時から2年以内に国籍の選択」するようになった。

とは言え、強制執行ではなく調査もないので事実上は放置されている現状。他国の国籍が必須の他国公務員に就任した際(FBIやCIAはこれに該当)にのみ法務大臣が国籍の喪失の宣言をできるが、これも発令された例はない。

ジャニーズ事務所の「ジャニー喜多川社長」は、日本人の親を持ちながらアメリカで生まれたため、日本とアメリカの二つの国籍を持っていると言われている。アメリカは生まれた国で国籍が決まる「出生地主義」で、日本は親(1984年までは父親である必要があった)の国籍で決まる「血統主義」であるため、日本国籍を持った親の子供がアメリカで生まれると必然的に多重国籍になる。

喜多川社長は過去に日米両国籍を持ちながら、CIAの諜報員をやっていたという噂も。本来なら国籍法の改正により国籍を選択しなければならないが、現在は日本国籍を選択しているものの、アメリカ国籍についてはどうしているかは定かではない。(たぶん、そのまま?)

日本国籍を持っていたらMI6になれないかと言う点は恐らく心配なく、むしろ多重国籍のほうがスパイ活動はしやすい。そのスパイ対策として、日本では二重国籍を禁止しているという理由もある。

世良母は1984年よりも前の生まれと考えられるので、当時はイギリス国籍でMI6かつ、日本国籍も所持した多重国籍だった可能性もあり。

ただ、法律として日本は多重国籍を認めていないので、一応正義が悪を裁く漫画としては違法なことをさらっと正当化するのは微妙。そのため、現在はイギリス国籍を選択して日本国籍は喪失しているかもしれない。

戸籍の基本的な考え方

・日本国籍者は必ず戸籍を有す。(出生届けを出さない無戸籍の子供はしばしば問題になる)

・三世代をまたがない。夫婦および夫婦と氏を同じにする子どもごとにつくられる。(結婚した場合は新たに夫婦のどちらかを筆頭とした戸籍が作られる)

・戸籍筆頭者の氏を名乗ることになる。(そのため、日本では制度的に夫婦別姓は不可)

・未成年の子供は単独で親の戸籍を抜け、作ることはできない。基本的には両親どちらかの戸籍に入る。

・離婚した場合でも、何も手続きをしなければ子供の戸籍はそのまま。(氏は変わらない)

・離婚した場合、自身が戸籍を抜ければ旧姓に戻るが、氏を維持したい場合は新たに同じ氏の戸籍を作ることになる。復籍で旧姓に戻ることもできるが、子供に自分の氏を名乗らせたい場合は三世代にならないように、新たに戸籍を作ることになる。

⇒秀吉の羽田家への養子縁組はともかく、兄弟で赤井と世良の二つの名字を使用しているのが複雑になるのは上記複数の条件のため。

・国際結婚の場合、外国人配偶者は戸籍には入らずに、日本人配偶者の戸籍にその旨が記載されるだけ。(外国人配偶者の氏は変わらず、あくまで母国の法律に基づいた氏名が使用される。)

・国際結婚の場合、外国人配偶者の氏を名乗りたい場合は子供で単独の戸籍を作ることも可能。

・外国籍の場合、日本人夫婦の養子になっても、戸籍に入るわけではないので氏は変わらない。

世良の出生シミュレーション(兄妹で名字が違う理由)

世良は母の旧姓

世良:「パパが死んだりとか色々あってね・・・」「ボクはママの旧姓の世良だけど・・・」「真ん中の兄貴も高校を卒業するまでは世良だったよ・・・」

コナン:「じゃあ世良になる前はもしかして・・・」

「赤い・・・」 File:872

「世良」は母の旧姓なので、現在の母は別姓ということ。「ママの旧姓」なので、真純と秀吉が世良祖母に養子縁組というパターンは考えない。あくまで、世良メアリーの「世良」を使っている。

また、「赤い」というのを伏線と考えた場合は、真純と秀吉は世良になる前は父の姓である赤井だったと考えられる。

秀吉は高校卒業後の世良⇒羽田になったわけなので、世良になる前に羽田というのはない。赤井以外には今のところ苗字の候補がないので、ここはシンプルに赤井とする。

ターニングポイントは赤井⇒世良姓になったところと、世良⇒羽田姓になったところの2つがあるが、後者は秀吉が羽田家の養子になったと考えられる。(高校卒業後の10年程前)また、どちらかの転機に赤井父の死亡が関係している。

世良:「ああ・・・お陰で日本に戻ってからはボクはホテルで独り暮らしさ!」「まぁ ずっと日本に住んでる真ん中の兄の所に転がり込むって手もあったけど、断られちゃって・・・」 File:876

ちなみに、秀吉は日本で生まれ日本で育っている。

⇒さざ波シリーズで、「主人が死ぬ前この安全な国に私達を送った」ことが明かされる。赤井務武の失踪が17年前だということが計算できるので、来日はそれより少し前。

兄弟三人の名字が違う理由として、一つは父の死と関係しているとのことだったので、やはり家族の危険を感じてこの出来事の前後に母が「セラ」姓に戻したのではないかと考えられる。赤井は父の名字を残したかったとか、すぐ渡米したのでそのまま。

両親の国籍

母はMI6と仮定してイギリス国籍保持。また、「世良」に漢字を使用しているので、帰化含む日本国籍か漢字使用圏の国籍も持っていたとする。(日本国籍がないパターンも後述)

父も赤井が漢字なので漢字使用圏の国籍。シンプルに考えれば日本。また、赤井がグリーンカードを取るのに苦労したことから、アメリカ国籍は持っていなかった(FBIやCIAなどの公務員ではない)可能性が高い。(File949で、父はFBIではないとわかる。)

ただ、両親が未婚だったりすると永住権取得や帰化に年間の制限があったりするので、細かいところを考えれば否定はできないかもしれない。母は赤井姓になっているので、微妙なタイムラグがなければ結婚はしていると考えられるが…

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更新日:2017-11-7
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