世良真純の出生の秘密

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秀吉の婚姻届

File945とFile947で婚姻届の一部を見ることができる。文字が小さすぎて伏線というよりはボーナスヒントのようだけれど、もともと秀吉が由美に渡した「封筒の中身」ということで伏線となっていたものが明かされたもの。しかし、この世で唯一とされたこの婚姻届をコナンが中身を見ることなく由美が破いてしまった。

後々、由美が「そういえば、婚姻届に〇〇と書いてあったような~」とコナンに教える展開もあるかもしれないが、せっかく明かした婚姻届の中身が今のところストーリー上何の意味もなしていないので、現時点では世良一家の家系図を推測する読者向けのヒントという役割と考えられる。

File945では秀吉の職業欄「七冠王」の下、「その他」欄に書かれた養父母。File947では秀吉の実父母と続き柄が確認できる。詳細は後述。

どこに欄に何が書かれているかは、原作の画と婚姻届のレイアウト、記入例とを照らし合わせればわかる。実際の婚姻届で再現してみると↓のようになる。

婚姻届サンプル

基本的な書き方をシンプルに説明すると、「父母の氏名」は「生みの親」にあたる人物を書く。通常、母親の苗字は省略するが、離婚して別姓になっている場合や、父親が亡くなっている場合は母の苗字も書く。

夫または妻に養父か養母がいる場合(実父母との縁を断絶していない普通養子縁組)は、養父・養母の別及び養父・養母の氏名を「その他」の欄に記入する。

なので、自分を生んだ両親が死んでいようが離婚していようが、「父母の氏名」欄はいわゆる実親。養子縁組(再婚含む)した義父母の名前は「その他」の欄に記入することになる。

秀吉の義父母

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これはサンデー原作でも肉眼で文字は判断できる。サンプルの父母欄に「他の養父母はその他の欄に書いてください」とあるように、実父母でない養父母がいる場合、「その他」の欄に書く。

「夫の職業」の下が「その他」欄にあたり、そこには羽田姓の養夫と養母が書かれている。上半分しか見れないが、形から羽田の文字は判別可能。

「養」と「義」の上半分は同じなのでどちらでも読めるけれど、色々書き方を調べると、義父(母)ではなくて、養夫母という記載をしていたサンプルがあったので、恐らく「養」。また、「養父」ではなくて「養夫」。よく確認すると、父ではなくて夫の上部分が見える。たぶん義夫とは書かないので、ここからも義ではなくて養だと推測できる。まぁ、どちらでも書いてある意味は同じなのであまり気にしない。

「父母欄」の母の名前は、通常離婚していたり夫が亡くなっていなければ名字は省略するけれど、その他の欄は「氏名」で記載するようなので、母も羽田の名字つきとなっている。

ちなみに、原作では見切れているが、ただ養父母を書いても「夫になる人」「妻になる人」どちらの養父母なのかわからないので、「夫の(妻の)」が入っているはず。今回はまだ秀吉の部分しか書いていないし、羽田なので秀吉の養父母で問題なし。

義父の名前は漢字二文字だけれど、具体的な文字の判断は難しそう。義母は文字数も判別不可。今後この二人の名前が出てくるのか、どの程度ストーリーに絡むのかはまだわからない。

とりあえず、上記のことから、羽田秀吉の「羽田」は義父母の姓である羽田であり、秀吉はこの夫婦の戸籍に入った(養子縁組)ことで羽田姓になったことがわかる。

秀吉の義兄(羽田浩司) ─

秀吉:<初志貫徹・・・>「僕の義理の兄であり最も尊敬する羽田浩司という棋士が・・・」「座右の銘にしていた格言です・・・」

灰原:「ねえ・・・」「あなた知ってる?」「羽田浩司・・・」

コナン:「ああ!!七冠王に一番近いと期待されてた天才棋士だったけれど・・・」「趣味でやってたチェスの大会に出場する為に渡米してて・・・」「その最中に何かの事件に巻き込まれて亡くなったんだよな?」「苗字が同じ羽田だったから親戚かもって思ってたけど・・・」「まさか太閤名人の義理の兄さんだったとは・・・」「──ってその棋士がどうかしたのかよ?」 File:947

同じく、945-947で秀吉には羽田浩司という義理の兄がいることがわかる。

羽田浩司が秀吉の義兄の関係になるのは以下のパターン。

1.「養親の実の子供」:浩司が羽田親子の実子で、秀吉が羽田家の養子になった。
2.「兄弟姉妹の配偶者」:真純の結婚相手が羽田浩司。
3.「配偶者の兄弟姉妹」:宮本由美と結婚後、由美の兄弟が羽田浩司。
4.「親の再婚相手の連れ子」:父母の再婚相手が羽田姓でその子供が羽田浩司。
5.「実親の養子」:羽田浩司が赤井(世良)家に養子縁組。

妹の真純は結婚前。由美と秀吉もまだ結婚したわけではないので2,3はない。5については浩司が赤井浩司か世良浩司になってしまう。

4は真純が生まれた後に離婚、母が羽田姓の相手と再婚したとも考えられるけれど、それでは秀吉に羽田姓の義父母二人がいるなど、いくつか説明できない点が生じる。

世良ママと羽田新パパが再婚。世良ママと秀吉だけが羽田パパの戸籍に入り、真純は養子縁組なし。世良ママと羽田パパが後に離婚して、羽田パパが再婚したとすれば、秀吉に羽田姓の義父母がいる可能性は出て来るかもしれない。ただし、日本国籍を持たない場合は「戸籍」には入らないので、世良ママも日本国籍を持っていることが条件。

シンプルに条件を満たすのは最初の1のパターン。秀吉が羽田家の養子になったため、羽田姓の義父母がいる。羽田浩司は羽田夫婦の実子で、結果として秀吉の法律上の兄になったことがわかる。

秀吉の続き柄

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「父母欄」とその横の「続き柄」の欄には実父母と秀吉の続柄がわかる。「続き柄」の欄には「二男」と書かれている。長男(長女)、二男(二女)は自分が何番目の子かではなくて、その夫婦の間にできた何番目の男の子(女の子)かで決まる。

例えば、世良母が赤井父と離婚。羽田姓の男性と再婚して秀吉が生まれた場合、秀吉は長男となる。二男ということは、連れ子ではなくて父母ともに長男の秀一と同じ正真正銘の兄弟。

赤井父が二人の女性とそれぞれ二人の子供を作り、秀吉が赤井・真純とは別の母の二人目の男の子であっても二男となるが、それだと4人兄弟となり、世良の「兄二人に妹一人の三兄弟」と食い違う。この設定が条件でないと領域外の妹=母も推理できなくなるのだけれど、その領域外の妹は読者向けには母でほぼ確定。

父親

「赤井」の文字と名前の「武」は肉眼でも確認できるが、名前の最初の文字は引き伸ばせばなんとなくわかる。(伸ばしすぎると文字が潰れるので、形で判断したほうがわかりやすい。)これまで、赤井秀一の「赤井」が偽名であることも否定はできなかったが、これで父子ともに赤井姓であることが確定。

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名前は「務武」のように見える。務の文字を左右上下に四分割すると、その大きさも各文字の形も4つ全て一致するので、たぶんこれで良さそうな。

務武とした場合、読みは「つとむ」であろうか。「づむ」は「ズム」⇒「ジオン・ズム・ダイクン」。ジオン・ズム・ダイクンは、赤井秀一のオマージュである、シャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)の父親。

赤井秀一の父なので、意味はそのまま。ただ、最近はダブルミーニングも多いので、これ以外にも参考になっているキャラや歴史上の人物はいるかもしれない。

ちなみに、「THE ORIGIIN」ではジオン・ズム・ダイクンの声優を津田英三さんがやっていて、最近では「コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー」で「細尾拓也」役をやっている。

もし回想などで登場、声優が津田英三さんなら名前の第一由来もジオン・ズム・ダイクンかもしれない。(声優は赤井秀一と同じ池田さんかも?)

父親の名前が漢字なので、父親は日本国籍保持か?アジアの一部を除く漢字を使わない国籍の場合、名前が日本人風でも、戸籍上の名前にどの漢字が使われているか判断ができないためカタカナ表記になる。

例えば、祖母が日系アメリカ人の赤井という名前だったとしても、カタカナの「アカイ」となる。ただ、親が日本国籍保持者で「赤井」の戸籍があった場合、その関係を証明することができれば使用できることもある。

「赤井〇武」が日本人ではなくて中国人という可能性もあるけれど、今のところそんな設定にする意味はなさそう。秀一の截拳道は父から教わったもので、父も中国に師匠がいるとか(笑)

両親のどちらかが日本人で「赤井務武」で出生届けを出し、その後日本国籍を選択したのなら、もちろんそのまま赤井務武。外国籍から帰化して赤井務武の字を当てたとしても日本国籍であることは同じ。

秀吉が羽田家に養子縁組をして羽田姓になったということは、秀吉は日本国籍。外国籍の場合戸籍がないので、養子縁組をしても戸籍に入らないため名字は変わらない。日本は血統主義なので、日本国籍ということは両親のどちらかが日本国籍だった可能性が高いので、やはりシンプルに考えれば父が日本国籍。

母親

最後の一文字しか確認できないが、「良」のように見える。領域外の妹(名前はメアリーと推測される)なら母親は外国人なのだから、「メアリー 世良」と書かれているのでは?と思われるかもしれないけれど、ここは日本式の書き方でラストネーム+ファーストネームの順番。また、外国人の名前はカタカナで記載する。

本来なら世良(赤井)メアリーとなるはずなので、最後は漢字ではなくでカタカナになり(ー)が見えるはず。じゃあ領域外の妹は母親とは違うのでは?というのはここでは省略。領域外の妹=母親説を崩すだけの十分な根拠もないし、では領域外の妹は誰なのかということになるので。

恐らくラストの一字が漢字なのは間違いではない。もしかしたら母違いなのでは?とも考えられるのだけれど、前述したように秀一と秀吉の父母は同じ。たぶん、その説が出ないように続き柄が「二男」であることがわかるようになっている。

それに、隈のある秀一と真純がメアリーの子供。赤井姓の父親を持つのが秀一と秀吉なら秀吉の母親が漢字もありえるのだけれど、これなら兄弟妹で「誰似」という話は、そもそも次男は母が違うんだから似てなくて当たり前じゃんと(笑)

では世良メアリーのラストが漢字になるパターンはあるのかというと、こじつけだがメアリーが漢字か、漢字のミドルネームを持っていればありえなくはない。ただ、今のところ根拠はないので可能性の問題。何か別の解決方法もあるかもしれない。

メアリーが漢字 ─

最後の文字が「良」であれば、メアリーの当て字として適当な文字はがあるのかどうか。それと、婚姻届に書く名前は勝手に当て字にはできない。戸籍上(戸籍と言う概念がそもそも日本など一部の国特有)登録されているものを使う。日本に戸籍がなければやはりメアリーはカタカナ。

赤井パパとメアリーが日本で結婚、その後メアリーが日本に帰化したのなら、その時に漢字を当てることは可能。それか、メアリーの両親のどちらかが日本人の世良。片方がイギリス人で、出生届も日本で出している。この際メアリーは漢字。

その後、イギリス在住期間などMI6に入る条件を満たした。(領域外の妹=MI6説は省略)イギリスは二重国籍自体は禁止ではないのと、日本は禁止ではあるけれど強制的な喪失ではないので抜け道はありそう。

この場合、出生届けにミドルネームをつけるという方法もある。日本ではミドルネームの習慣はないけれど、書く欄がなく、ファーストネームに繋げることしかできないだけ。

要は、海外ではミドルネームとして使う名前を、日本ではファーストネームと連結して一つの名前にする。例えば、世良 メアリー麗良(うらら)のように、ファーストネームにミドルネームを繋げて書く。

順番はファーストネーム+ミドルネーム、ミドルネーム+ファーストネームでもいいっぽい。ただし、どちらでもミドルネームという概念ではなくて、一つの名前に過ぎない。そのため、間に「,」「・」やスペースは入らない。

ミドルネームが「世良」 ─

また、「世良」というラストネームをミドルネームにする方法もある。日本人が国際結婚をする場合、自分の苗字(旧姓)をミドルネームに残す人もいる。

戸籍は日本(その他アジアの一部)独特の制度で、例えばアメリカならグリーンカード(永住権)などのミドルネーム欄に自分の苗字を記載すれば、それでミドルネームをして扱われる。(アメリカでは「ソーシャル・セキュリティー・ナンバー」(SSN)が個人を識別する唯一の証とのこと。)

例えば、山田花子さんが、アメリカ人のジョン(名)マイケル(中)スミス(姓)さんと結婚。この場合、氏名はHanako Yamada Smith(花子 山田 スミス)のようにすることができる。

こうしておくと、クレジットカードがYamada Hanakoと名前が入っていてもそのまま使えるなどのメリットもあるとのこと。旧姓を残さずにHanako Smithにしてしまうと、カードと本名が違うので作り直す必要がある。

これなら、「世良」がラストネームではなくてミドルネームになる可能性はある。「Mary Sera Akai」(アカイ メアリーセラ)。

ただし、国際結婚の場合は結婚で配偶者の戸籍に入るわけではなく、日本ではそのまま夫婦別姓。日本の戸籍は山田 花子で維持される。よく、「アメリカではHanako Smithだけど、日本に帰ったら山田 花子に戻ります」というのはこういうことができるから。

まぁ、日本ではなくて外国の氏名登録がゆるいので二つの名前ができるというだけ。日本では毛利蘭さんが工藤新一さんと結婚、毛利の姓を残したいので「工藤 蘭毛利」にしますとか、勝手な変更はできない。

(日本人が)国際結婚をした場合、外国人配偶者の名字(姓・氏)に変更するには手続きが必要。先の例なら「スミス 花子」「スミスマイケル 花子」に変えられる。

さらに事情があれば、家庭裁判所の手続きを踏んで複合姓(ダブルネーム)に改名することが認められることもある。その例がテニスプレイヤーのクルム伊達公子さん。

彼女は旧姓の「伊達」をミドルネームにしているようだけれど、日本国籍や戸籍は残しているらしく、では戸籍上は伊達公子のままなのかというと、姓は「クルム伊達」となっているよう。(クルム伊達 公子)

そもそも、日本人が外国人配偶者と結婚をした場合に、姓をどうするのかという問題で複合姓という方法もあるというだけで、戸籍はあくまで日本で有効な制度。

メアリーが日本国籍を持っていれば戸籍もあるが、務武も日本人だった場合は一般的な日本人同士の結婚となるのでこの話は関係ないし、メアリーが日本国籍を所持していなかった場合は戸籍はない。

旧姓を漢字の「世良」でミドルネームに残すのは複雑な過程を経ないことにはありえないのだけれど、それについては後述。

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更新日:2017-10-1
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