世良真純のもう一人の兄(次男)の正体予測

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推理の前に

まだ本当にもう1人の兄がいると断定できるわけでもないが、「もう1人いるんだよ!」「頭キレキレの真ん中の兄貴が・・・」という発言に嘘っぽさは感じない。今のところ、わざわざ真ん中の兄がいると演じる理由も思いつかない。

「真ん中の兄貴が」という表現がなければ、元太が「昴の兄ちゃんだよ!」と呼んだりしたことがあるように、近所の仲の良い兄ちゃんでも当てはまる。または、沖矢昴から兄の面影を感じたので親しみを持ち、いつのまにか「昴兄」と呼ぶようになってたとかもありえたかもしれない。

しかし、「真ん中の兄貴が」と断定しているので、死んだと思われる長男と、次男(真ん中の兄)と妹の世良で2兄1妹ということになる。

長男は赤井秀一?

ミステリートレインで火傷赤井を「秀兄」と呼んだことから、赤井秀一が世良真純の兄であることは間違いない。コナンは「で、でもお兄さんって亡くなったって言ってなかったっけ?」と聞いているが、この話はミストレ後の次郎吉の回で説明されている。

世良:「それに君がベルツリー急行で拾った・・・」「この帽子の事も聞きたかったし・・・」

蘭:「え?廊下に落ちてたの拾っただけだけど・・・」

世良:「じゃあ見かけなかったか?」「黒い服に黒い帽子を被った右のホオにヤケ・・・」 File:828

蘭:「そーいえばその帽子の事、何か聞いてなかったっけ?」

世良:「これを拾った時に怪しい男を見なかったかって聞きたかったんだけど・・・」

蘭:「別に見なかったけど・・・お気に入りの帽子なの?」

世良:「ああ・・・死んだ兄がよくこういうの被ってたから、ボクも真似して・・・」「でもさ・・・君が拾ってくれたこれには・・・」「なぜか兄がよく帽子につけてたカタがついてる気がするんだよ・・・」「そんな事・・・」「あるわけないのにな・・・」

コナン:「・・・・・・」 File:830

世良は「死んだ兄」の真似をして帽子を被っていたが、なぜか廊下に落ちていた世良の帽子には、その兄の”カタ”がついていた。そして、その帽子のことを聞くために蘭には火傷赤井のことを尋ねている。つまり、死んだ兄=カタの兄=秀兄。

世良の言う「死んだ兄」は赤井秀一(世良は火傷赤井に騙されただけ)である。そして、ベルツリーには秀兄本人が乗っていて、世良の帽子を被り”カタ”をつけている。

また、「バーボンの前に現れた赤井秀一が別人で、本人は世良の部屋から帽子だけ取ってそれを被り、廊下に投げ捨てて一度も登場せず、誰にもバレずに下車して消えた」なんて意味のないシナリオにすることはないだろう。

シンプルに現れた人物は赤井本人で、帽子は爆風で飛んだものだというこれまでの解釈で良いはず。

なぜこれを確認しておく必要があるかと言うと、「実は長男は本当に死んでいて、次男が秀兄でした」というオチも念のため検証しておく必要があるため。

世良は列車内で火傷赤井を秀兄と間違えているが、これについて現在世良はどう考えているかは謎である。火傷赤井を秀兄と思っているのなら、秀兄は生きていると考え直すはずであるが… 気絶させられたことで、まだ本物かどうか疑わしい、もう一度会って確かめたいという程度なのであろうか。

ミストレ後にバーボンとベルモットが再び世良を利用するために近づいたなんてこともちょっと考えてみた。

ベル赤井:「真純、この前は悪かったな!悪い奴がいたから眠らせて非難させたんだ。お前なら無理して危険なことしそうだったからな!!」

世良:「なんだそうだったのか、秀兄!あの爆発はそいつらがやったんだね!!」

これなら「秀兄=次男、長男は既に死んでいる」でも辻褄は合う。しかし、前述したように、ミストレ後の世良の会話からすると、まだ秀兄は死んでいると思っているようであり、現在連絡を取り合っている次男は別人。火傷赤井を見て「秀兄は生きていた」と確信したわけではなく、やはり半信半疑の段階なのだろう。

また、「たまに電話やメールで推理の相談に乗ってもらってるよ!」というセリフは継続的な意味合いであり、死んだと思ってたけど生きていたので再び連絡を取り始めたというニュアンスは感じない。そのまま「死んだと思っている長男=秀兄」の考えで良さそうである。

なぜこのタイミング?

安室透などの声もあるが、最初の絞込み条件を除くと伏線の一致もミスリードもない。今のところ、作者としては真ん中の兄=沖矢昴と思わせたい(ミスリード)ようである。沖矢は現在変装して組織にバレないよう灰原を見守っているように、「何か今、大事な仕事の真っ最中らしくて居場所とかちっとも教えてくれない」と言う現状に当てはまる。

バーボン編は60巻~78巻まで、赤井秀一の死は偽装ではないかという伏線と、沖矢昴・世良真純・安室透3人の新キャラとバーボンの正体の謎に迫るのがメインであった。そして、ミステリートレインで世良真純と赤井秀一の関係、安室透がバーボンであることが明かされ、沖矢昴が赤井秀一であるとほぼ分かるようなシーンまで描かれた。

78巻以降のバーボン編後半は3人それぞれの狙い(思惑)や、さらに詳細のバックグラウンド、それから、組織との戦いという意味ではメインテーマとも言える、バーボンと組織時代のライバルであった赤井秀一との絡みが重要になってくるはずである。

本来なら世良・安室同様に、沖矢昴も登場から18巻も費やした78巻までに正体を明かさなければならないはずであるが、後半までに明かせない理由があるために先延ばしにされた。(バーボンとの決戦は後編に持ち込まれるため。)逆に、沖矢の正体が秀一ではなくて別の人物であるのなら、78巻までにその伏線を張り回収したほうがバランスがいい。

沖矢昴と赤井秀一は共通点が多いが、まだシナリオ上完全にその姿を見せたわけではない。そこで、赤井秀一の兄弟が登場すれば、秀一ではなくてその弟ではないかとまだ含みを持たせることができる。

この場合、弟は沖矢・秀一に共通する特性を全て引き継ぎ、情報も共有しているというかなり強引な設定にしなければならないが…

もちろん、前述したたように、世良に兄がいると表向き明かされたのは78巻が最初で、もう1人の兄についての話は81巻(予定)となる。沖矢登場から20巻以上も後にわずかしか情報の無い、もう1人の兄がいるということが初めて提示された。

その間、沖矢=秀一の伏線をいくつも張ってきたわけだが、これを兄弟だからと言って、20巻も後に存在が明らかになった人物の伏線としてそのまま入れ替えても問題ない・・・とするのはかなり無茶な展開ではある。

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