*File929で世良真純の兄(次男)であることがほぼ確定したため、一部その内容も含みます。
宮本由美警部補の交際相手
出会いは学生時代
苗子:「ど、どこで知り合ったんですか?」
由美:「大学生の頃、電車の中でね・・・」 File:847
羽田秀吉は現在28歳(赤女の同級生が28-29歳)。由美は佐藤刑事と同じなので27-28歳。秀吉は由美の一つ上の世代、出会いは由美の学生時代なので18-22くらい。二人が出会ったのは6年以上前と考えられる。(詳細はその他の項で)
出会いのエピソード ─
秀吉:「あれは10年ぐらい前・・・」「順位戦を終えて東都環状線の電車に乗っていたんだけど・・・」「とても後味の悪い対局だったから精神的にヘトヘトになってて・・・気がついたら・・・」
・・・
由美:「ねぇ、ちょっと!」「ちょっとってば──・・・」
秀吉:「ああっ!!す、すみません僕、寝てましたぁ!?」
由美:「ええ・・・私の肩によだれを垂らして・・・」「それより早く降りて!あなたこの駅で降りるんでしょ?」
秀吉:「あ、はい・・・でも何でそれを?」
由美:「切符持ってるじゃない!」 秀吉:「あ・・・」
由美:「じゃあ私、こっちだから・・・」 秀吉:「どうもありがとうございました!」
秀吉:(え?内回り?)(今、乗ってた電車って外回りだったよね・・・)(ま、まさか・・・)
由美:「あ!美和子?」「ゴメン、電車の中でウトウトしちゃって駅5,6個すっ飛ばしちゃってさ───今、内回りの電車で戻るトコ・・・」「だからカラオケボックスには先に・・・」
秀吉:「ま、待っててくれたんですか?」
由美:「え?」
秀吉:「自分が下車する駅が通り過ぎてのに・・・僕を起こさずに待っててくれたんですね!!」
由美:「ええ・・・」「あなたの寝顔があんまりかわいかったから♡」
秀吉:「─っとまぁ、ただのノロケ話になっちゃったけど・・・」「待った無しの将棋の世界にいる僕にとって・・・あの時の彼女の笑顔はとても・・・」 File:900
10年くらい前なので、秀吉は18,19歳くらい。由美も同じくらいで、大学1年生の時と思われる。
秀吉が惚れるのも納得、ツンデレ由美のとても優しい意外な一面が描かれている。
由美は「元」を主張
由美:「「私、警察官になるから別れましょ」って言ったら・・・」「変な封筒押し付けて「7つ揃うまで待ってくれ」って・・・」
「でもちーっともその連絡ってヤツが来ないから、フってやったのよ!!」「もう待てないし顔も見たくないし声も聞きたくないってね!!」 File:847
由美は一度秀吉をフっている。(ことになっている。)
秀吉:「あー!由美たん!!」
光彦:「ゆ、由美タン?」歩美:「知ってる人なの?」
由美:「ええ・・・」「私の元カレよ・・・」 File:847
由美は秀吉を「元カレ」と言っている。
由美:「どっかにいっちゃったわよ!」「あの後チュウ吉ちっとも連絡くれなかったから・・・」 File:899
名人戦の2日前にカフェで会うが、File847の事件で再会するまでは本当に連絡していなかったようである。
目暮:「だったら由美君の後ろにいるその男は誰なんだね?」
由美:「ああ、これは・・・」
羽田:「ここの隣に住んでいる者で、」「由美タ・・・由美さんとお付き合いさせて頂いている羽田秀吉です!!」
目暮、高木:「えぇぇ!?」
由美:「元、彼氏です!」「もう別れましたから!」
目暮:「し、しかし何で君の彼氏がここに?」
由美:「元、彼氏のコレが・・・」 File:848
由美とお付き合いさせて頂いている、と言っているが、由美はあくまで秀吉のことを「元」カレであると主張。
由美はツンデレ
由美:(めんどくさ・・・)
由美:「警部!もうコレが犯人でいいから、とっとと手錠かけちゃって!!」
秀吉:「えぇっ!?」 File:849
由美:「ええ・・・だから開けずにポイっと・・・」
秀吉:「ちゃんと持っててくれって意味も込めてたのに~~~!!」
由美:「で?この美人婦警由美様を非番の日に呼び出して一体何の用なの?」
秀吉:「あ、実はその7つがもうすぐ揃いそうだから・・・」「ちゃんと封筒を持ってるかどうかの確認を・・・」
由美:「・・・・・・それだけ?」
秀吉:「え、ええ・・・」「まぁ・・・」(今は・・・)
由美:「帰る!!!」
秀吉:「あ、由美タン!!ちょっと待っ・・・」 File:899
「警部!もうコレが犯人でいいから、とっとと手錠かけちゃって!!」「この美人婦警由美様を非番の日に呼び出して一体何の用なの?」「帰る!!!」と、完全にツンツンしている。
でも本音は ─
苗子:「それより何なんですか?」「7つ揃ったらって・・・」
由美:「え?私、そんな事言ってた?」
苗子:「はい、「そんなのいつ揃うのよ~~~」とか・・・」
由美:「元カレのセリフよ・・・」 File:847
色々扱いはヒドイけど、「いつ揃うのよ~」と寝言で呟くなど、今でも秀吉のことを待っているようである。
交際中は由美のほうがデレデレだった。由美はツンデレさんなので今でもそうなのかもしれない。
由美:「試合って何よ?」
秀吉:「あ、実は今日名人戦だったんだ・・・」
由美:「それ、どこで何時?」
秀吉:「や、山梨県の時和ホテルに3時までに着けばだけど・・・後、1時間半もないからもう・・・」
由美:「チュウ吉・・・」「あんたこの車なめてんじゃないの?」
・・・
由美:「これでどうよ?」「写真よりご利益・・・あるんじゃない?」 File:902
助けられたというのもあるが、秀吉を試合に間に合わせるためになりふり構わずパトカーで山梨まで強行しようとする。
そして、写真をなくして自信を失っている秀吉を勇気付ける。由美も、いざとなれば秀吉に負けないくらい相手のために一生懸命になる。
秀吉は由美にぞっこん
由美:「女ね・・・」「どこぞの女と会ってたんでしょ?」
秀吉:「それはないよ~!!」「言っただろ?僕は由美タンだけだって・・・」 File:849
秀吉は「僕は由美タンだけ」と言うほど由美に一筋に惚れ込んでいる。
秀吉:「あ、由美タン!」「この前はゴメン・・・デートの誘い断っちゃって・・・」「なぜか由美タンの非番の日に外せない用が入っちゃってね・・・」
由美:「覚えてる?一週間前私が不審者を追っかけてる途中で転んであんたと会った時の事・・・」
秀吉:<あ、ゴメンキャッチホン・・・ちょっと待ってて・・・>
世良:「おっ!兄貴か?」「え?今大事な人と電話中だからかけ直せ?」
由美:「──ったく・・・」
世良:「あ、ちょっと・・・」
由美:「ん?電話はもういいの?」「相手誰よ?」「新しい女?」
秀吉:<違うよ~~!!> 世良:「くそっ!切っちまいやんの・・・」 File:929
普段は世良の推理の相談に乗ってくれる兄であるが、由美のこととなると彼女が優先。
世良が兄に電話するも、秀吉は「今大事な人と電話中だからかけ直せ」と切ってしまう。薄情というより、それだけ由美に夢中なのだと思われる。
秀吉の調子も由美次第 ─
秀吉:「あ、あれ?」「ない?」
由美:「何が?」
秀吉:「写真だよ!由美タンがVサインしてる・・・」「どこかに落としちゃったんだ・・・」
由美:「そんなのいいから早く行きなさいよ!」
秀吉:「で、でもあれはお守りなんだよ!!」「去年の名人戦も・・・」「あれを忘れたせいで・・・」 File:902
秀吉は由美の写真がないと力が出せない。去年もそれで名人戦を負けてしまった。
秀吉:「ええ・・・今の僕にとって1分は・・・」「無限ですから・・・」 File:902
秀吉:(何でまだ返事をくれないんだ?)(もしかして僕との結婚が嫌なのか?)(いやいや・・・そうだとしても断りの返事が来るはず・・・)(まさかまだ封筒を開けてないとか?)(もしくはホントに捨てちゃった?)(うーん由美タンならそっちの筋か・・・)
勝又:「羽田名人・・・」「随分悩まれているようだが・・・」「少し早めの昼食休憩にしましょうか?」「私はそれでも構いませんよ・・・」 File:946
由美からパワーをもらえば能力は無限大も、由美のことで心配事があると集中できなくなり全く力を出せなくなってしまう。
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