考察 【File:879】 コナンが世良を思い出せない理由

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コナンが思い出せなかった理由

簡単に言えば、世良だけが覚えていたようである(笑)

世良視点

新一:「ボクの目はごまかせない!」「お兄さんはピエロだ!!」「違いますか!?」

赤井:「フ・・・」「ハハハハハハハハ!!」

世良:(わ、笑った!!) File:972

新一:「ボ、ボクは・・・」「工藤新一!」「シャ・・・シャーロックホームズの弟子だ!!」

世良:(ホ、ホームズの弟子?) File:972

秀吉:「兄さん、まるでホームズみたいだったからね・・・」

新一:「ち、違うよ!ホームズはもっともっと超スゲーんだぞ!!」「で、でもまぁ・・・ワトソンぐらいにはしといてやるよ・・・」

赤井:「フ・・・」「ハッハッハッ!!」「Dr.ワトソンか!そいつはいい!!」

世良:(ま、また笑った!!)

赤井:「じゃあな・・・」「ホームズの弟子君・・・」

世良:「ね、ねえ君・・・」

新一:「ん?」

世良(まるで魔法使いだね♡) File:974

世良は全然笑わなかった兄を笑わせることができた新一に驚いた。そのことがきっかけで恋をして、今まで想い続けてきたのか、この日の出来事をよく覚えていた。

また、世良は長男の赤井秀一ともこの日が初めての出会いだった。世良は兄からも大きな影響を受けているため、さらに印象の強い日だったとも言える。

一方で、新一と蘭にとっては幼少期に海水浴に来た程度の出来事でしかなかったのだろうか。事件が起きたのだから、もっと印象に残っていても良さそうだけれど… 記憶が曖昧な年代でもあり、10年も前のことで、覚えていないのは当然かもしれない。

まぁ、蘭Girl/新一Boyの記憶は二人ともしっかりしているし、工藤新一少年の冒険なんかもあるので、正直どうでもいい一日だったからとしか(笑)はっきり言って漫画の都合もありそうなので突っ込んでも意味はなさそう。

世良:「コナン君はないのか?恋バナ・・・」

コナン:「え?」

世良:「昔どこかで出会った・・・」「忘れられない女の子の話とかさ・・・」

コナン:「べ、別に・・・」「ないけど・・・」

世良:「・・・・・・」

コナン:「?」 File:876

「意外な結果の恋愛小説」の話で、世良は「昔どこかで出会った忘れられない女の子の話」がないか聞くが、コナンは別にないと答える。世良は複雑な表情をするが、これがコナンと世良の認識の”ズレ”とも言える。

蘭視点

赤井:「ボウヤ達!スマンが妹の相手をしてやってくれないか?」「どうやら妹は友達が欲しいらしい・・・」 File:972

── と赤井に言われるも、この後すぐに事件が起きてしまうので、この三人では遊んでいない。基本的に、蘭は有希子の後をちょこまかとついて回っていただけなので、何度か世良の顔は見ているが直接の絡みはほとんどない。

蘭がコナンのように世良の顔を見ても何も感じていなかったのは、単純に印象が薄く覚えていなかったということでもおかしくはない。さざ波の音という、頭に残っているかすかなイメージと世良がリンクしたのはそのためかもしれない。

しかし、蘭が世良を思い出す決定的なヒントとなった「魔法使い」のキーワードが出た時、実は蘭はその場にいないという(笑)

事件が解決して赤井一家は一緒に現場を離れて歩いている。

新一:「あ、あのさ・・・」

赤井:「ん?」

新一:「刑事さんが呼んでるよ!」「事件の事、もう一度警察署で聞きたいんだって!」 File:974

その後、新一が警察が呼んでいると赤井を呼び止めに行っている。魔法使いのやり取りはこの後のことで、その時蘭はいない。もしかしたら、描かれていないだけで新一のあとをついて行っていたのかもしれないが…

蘭:「すご──い!今の技って何?」

赤井:「フィンガージャブ!日本でいう目潰しだ・・・」「截拳道の技の一つだよ・・・」 File:972

赤井については、蘭はサングラスなしの顔を何度か見ているし、直接話もしている。赤井の截拳道を見た時は「すご──い」と、世良ほどではないが感動。

しかし、顔は覚えていないようである。蘭が赤井を見て「不安な感じ」がするのは、赤井との出会いはいつも事件の記憶が蘇るからかもしれない。それを言ったら新一はひどいことになりそうだけど(笑)

それはともかく、直接かかわらなかったメアリーの顔は見覚えがあるという。しかも、現在のメアリーは幼児化しているし、遠目から見ただけ。メアリーの場合は外国人だったので目立ったと考えれば、一応の説明はつくかもしれない。

が、メアリーはサングラスをかけて帽子をかぶっていた。後述するように、有希子が赤井の顔を覚えていなかったのは、サングラス越しで顔は良く見えなかったからと考えられる。

新一視点

世良、赤井、秀吉とそれぞれ会話がある。メアリーはピエロ発言の時に一緒にいた程度だが、コナンは蘭と違って最初は領域外の妹の顔を見ても何も思っていなかったので、これは普通。むしろ、なぜメアリーという名前が印象に残っていたのか。

世良:「ね、ねえ君・・・」

新一:「ん?」

世良(まるで魔法使いだね♡)

コナン:(魔法使いだね・・・)(魔法使いだね・・・)File:974

新一は「魔法使いだね」と言われた本人であるが、コナンの世良に対する記憶は八重歯だけだった。このキーワードに反応したのは蘭。新一にとって大した出来事ではなかったとすれば、別に忘れていてもおかしくはないし、新一にとって、明らかに赤井のほうがこの日の出会いのインパクトが大きい。

コナンが世良の八重歯に見覚えがあったのは、直接の会話があったから。蘭はなかったという違いがあるのかもしれない。

問題は赤井の方で、新一は赤井のサングラスなしの顔も見ている。後述するが、コナンと赤井双方にとって、一般人レベルですら覚えているだろうと思われるくらい大きな出会いだったにも関わらず、お互いに忘れているという(笑)

コナンはこれまで赤井のことを「どこかで会ったことがある~」とは一度も感じてはいない。まぁ、バーボン編は沖矢昴としての登場が主だし、キール編の時点では赤井と新一の出会いのエピソードはまだ未定だったと考えられるので、変に後付けするよりは忘れていたからとしたほうが自然かもしれない。

赤と黒のクラッシュのような切羽詰まった状況で、赤井の顔に見覚えが~なんてコナン視点でも漫画の流れとしても違和感ありまくりになってしまうし。

赤井のことすら覚えていなかったのだから、世良のことは覚えていないのは当然。秀吉もしかり。現在軸での秀吉との出会いでも、コナンは「オレ羽田名人と会ったことあるだぜ~」なんて思っていなかったようなので、気づいていない。だから、個々に誰々と会った~ではなく、さざ波シリーズの直前に「出来事」として一気に思い出している。

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更新日:2017-7-19
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