板倉卓のソフト

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板倉卓の特徴については↓
板倉卓

組織が板倉へ発注したソフト

コナン:(わかっているのは奴らが暗殺を繰り返しながら大金を集め、妙な薬を作り、有能なコンピュータプログラマーを集めようとしている事・・・一体何のために・・・?)(まさか金かけてどえらいゲームを作ろうってんじゃあるめーし・・・) File:377

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話の冒頭。コナンはこれまで組織がやってきた「暗殺を繰り返しながら大金を集め、妙な薬(Aptx4869)を作り、有能なプログラマーを集め…」という一見脈絡のなさそうな一連の行動を回想。それで一体何をしようとしているのかと考える。

これは後の展開に繋がるフラグ。さらにもう一つ、組織の目的を探る手掛かりとなる情報が手に入ることになる。

板倉卓とテキーラの接触

相馬:「二年ぐらい前に板倉さんの事務所に行った時に見かけたんだ・・・」「口ひげを生やして関西弁をしゃべる怪しい大男をな・・・」

コナン:(口ヒゲ・・・関西弁・・・大男・・・?)

相馬:「探偵さんやあんたらも見てるはずだぜ?その男、満点堂の新作発表会にも来ていたからよ・・・」

コナン:(え?)

内藤:「ああ・・・あの人相が悪い男の事か・・・・・・」

須貝:「いたいた!上から下まで黒で決めてる怖そうな大男・・・」

コナン:(テキーラ!!!)「ねぇ、その大男何て言ってた!?」「事務所で板倉さんといったい何の話を!?」

相馬:「え?」「し、知らねーよ・・・オレが行った時はもうその大男が帰るところだったから・・・」「「あんたにはもう用はないわ」ってな!!」

蘭:「ちょっとコナン君どーしたのよ?」

コナン:(くそっ、こーなりゃ・・・)(行方不明の板倉さんを捜し出して、直接聞くっきゃねぇ!!) File:377

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小五郎はゲーム会社の社員三人から、行方不明になっているシステムエンジニア「板倉卓」の捜索依頼を受ける。

その話の最中、コナンは「口ひげを生やして関西弁をしゃべる怪しい大男」「満点堂の新作発表会にも来ていた、上から下まで黒で決めていた怖そうな大男」が二年ぐらい前に板倉卓と会っていたという話を耳にする。その男はまさしく黒の組織のメンバーの一人、テキーラ。

しかし、テキーラは「あんたにはもう用はないわ」と帰るところであったため、何を話していたかはわからないという。仕方なく、コナンは「行方不明の板倉さんを捜し出して、直接聞くっきゃねぇ」と考える。

コナン:(でもいいのか?このまま部屋に向かっても・・・)(板倉さんは黒ずくめの男達の組織の一員のテキーラと係わった人間だぞ・・・)(このまま蘭やおっちゃんやこの人達と安易に行って・・・本当に大丈夫なのか?)(しかもテキーラが去り際に板倉さんに言った言葉は「あんたにはもう用はない」・・・つまり「用済みだから殺してやる」とも取れるじゃねーか!)(もしも板倉さんが奴らの仲間で奴らが彼を消すためにこの近辺に潜んでいたとした・・・いや、もしかしたらもう部屋の中に・・・)

(バーロ・・・何焦ってんだ落ち着けよ・・・)(テキーラがそう言ったのは二年前・・・奴がそのつもりならもうとっくに板倉さんは殺されているはずだ・・・)(それに板倉さんが組織の一員なら、テキーラと会っている最中に部外者であるこの相馬さんを入れたりはしない・・・)(テキーラの事を簡単に他言するような人間を事務所内にはな・・・)(とにかく板倉さんに会ってうまく話を聞きださなきゃいけねぇな・・・)(テキーラは一体何の目的で彼の事務所を訪れたかを・・・) File:377

コナンは「このまま部屋に向かっても大丈夫だろうか?」と心配するが、テキーラが板倉に会っていたのは二年前の話。

それに、「もし板倉さんが組織のメンバーなら、テキーラの事を簡単に他言するような人間を事務所内に入れるわけない~」と冷静に考え直す。

コナンは黒の組織の手掛かりが掴めるかもしれないと、焦って完全に落ち着きを失ってしまっている。

コナン:(どうしていつもあと一歩のところで、)(奴らの手掛かりが消えちまうんだ!!)(どうして・・・)(どうして・・・)(日記!?) File:377

板倉卓の居場所を見つけ出すも、既に日常編の事件で殺害されてしまっていた。

コナン:(日記!?)(二年前・・・テキーラに会ったっていう板倉さんは死んじまったけど・・・)(板倉さんがあのディスクに毎日日記を書き込んでいたとしたら、わかるかもしれねぇ・・・テキーラが板倉さんに会いに来た目的が・・・)(黒ずくめの男達が、一体何をしようとしているかが・・・)(これを見ればわかるかも・・・) File:378

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コナンは板倉卓が書いていた日記のフロッピーに目を付ける。「これを見れば、黒ずくめの男達が、一体何をしようとしているかがわかるかも」と。

コナン:(ある・・・)(ちゃんとあるぞ・・・)(オレのポケットの中に・・・)(あの黒ずくめの男達の手掛かりが!!)(あとは博士ん家のパソコンで・・・)(このディスクを隅から隅まで・・・) File:379

コナン:(でも今は赤井秀一より、日記が入ったこのディスク!)(二年前、黒ずくめの組織の一員テキーラと接触した板倉さんのこの日記だ!!)(こいつを隅から隅までチェックしてつかんでやるぜ!!)(奴らの目的を・・・)(奴らの正体をな!!) File:380

苦労したが、何とかフロッピーを持ち帰ることができたコナン。

板倉卓の日記

コナン:「えーっと二年前・・・二年前・・・」「あったこれだ!!」

(3月7日・・・関西弁の大男が突然訪ねて来た。)(どうやら、開発中のシステムソフトが目当てだったらしいが、私が目を悪くして開発を断念したと知るとあっさり帰って行った・・・上から下まで真っ黒な男・・・二度と会いたくはない・・・)

コナン:「おいおい、これだけかよ?」

博士:「その後の日記にも大男に関する事は書かれていないようじゃのォ・・・」

コナン:「──ったく、必死こいて手に入れた日記だって言うのに・・・」「わかったのは板倉さんが何かのソフトを開発していて、それを奴らが欲しがっていた事だけとはな・・・」

博士:「しかしその板倉って人は、相当いい加減な性格だったようじゃな・・・」「ホレ、日記と日記の間隔がまちまちじゃ!」「ワシなら統一せんと気になって仕方ないんじゃが・・・」

コナン:「・・・・・・」「いや・・・これはいい加減に間を空けてんじゃねぇ・・・」「空いたスペースにカーソルを合わせて・・・」「ドラッグして反転させると・・・」

博士:「!?」「も、文字が白抜きで・・・」

コナン:「「あぶりだし」だよ!」「インターネットのホームページで伏せたい文章を書く時によく使われてんだ・・・」「ボードの色と同じ色で文字を書くと見えなくなるのを利用してな!」

博士:「じゃがどうして板倉さんはこんな事を・・・」

コナン:「たぶんこの日記を誰かに盗み見された時に読まれないように擬装したんだよ。」

コナン:「あぶり出しは、大男が来た日の10日後から使われてるみてーだ・・・」「続けて読むと・・・」

(3月26日、また机の上のペンが5CM移動している・・・やはり誰かが事務所に忍び込んでいるようだ。4月15日、今度は自宅に誰かが・・・警察は取り合ってくれない・・・侵入した痕跡も取られた物もないので仕方はないが・・・)(6月11日、鍵を取り替え、隠しカメラを設置したが無駄だったようだ・・・7月6日、誰なんだ!?姿を現せ!!!)

(12月19日、疲れた・・・このままではいつか私は殺されてしまうかも・・・1月6日、この恐怖から逃れるために机の中に侵入者に向けてのメッセージを入れた。「要求を飲む」と・・・)(1月8日、意外にもすぐに返事が来た。私が入れたメッセージの代わりに、侵入者のメモが入っていたのだ。赤く書かれた「OK」の文字と共に怪しげな電話番号が。)(赤い文字は恐らく血で書かれた物・・・他言すると命はないという意味だろうか・・・)(1月23日、迷ったが警察に通報せずに電話する事にした。)

(電話に出たのはなんと女だった。女王のようなしゃべり方をする高飛車な女・・・女の要求は、私が例の開発中のシステムソフトを一年で完成させたら高額で買い取りたいという事だった・・・どうやら前に来た大男の仲間のようだ・・・)

(2月13日、彼らとの連絡方法は電子メールに変わった。私は報酬を前金で口座に振り込む事と、これ以上私の周りをうろつかない事を条件に引き受ける事にした・・・)(・・・・・・12月22日、ダメだ・・・やはり私にはできない・・・なぜならあのソフトは私が目を患ったからだけでなく、我々人間のために断念したのだから・・・)

博士:「に、人間のためじゃと?」

(2月9日、いよいよ期日が迫って来た・・・私は、未完成のソフトに彼らからの報酬分の小切手を添えて別荘のPCのそばに隠し、海外に姿をくらます事にする・・・)(彼らからソフト受け渡しの時間と場所を指定するメールが届くのは5日後の午後0時。それまでに何とか海外に・・・)

コナン:(この日記の日付が4日前って事は、メールが届くのは今から3時間後の午前0時・・・)(どうやら板倉さんはそのメールを見る前に外国へ逃げる気だったみてーだな・・・だからゲームの仕事をできるだけ引き受けて逃亡資金を稼ぎ、仕事をしている振りをして高飛びする準備を整えていたってわけか・・・) File:380

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わかり難いが、最初にテキーラが板倉に会ったのが二年前。しかし、テキーラは板倉が目を悪くしたことでソフトの開発を断念したと聞くと撤退。そのちょっと後(10日後)に何者かが部屋に侵入するようになる。

そこからわじわと板倉を精神的に追い詰め、板倉が音を上げるのに一年弱経過。「赤く書かれた「OK」の文字と共に怪しげな電話番号が」という文章から、それまで侵入していたのは後に紹介される高飛車の女。

そして、板倉が要求を飲んでソフトを開発するのに一年の猶予が与えられ、現在軸がちょうど最初にテキーラがやってきた時から二年後のソフト受け渡し時期となっていた。

また、板倉は「未完成のソフトに彼らからの報酬分の小切手を添えた~」とあるので、組織はソフトの「完成品」は手にしていないようである。

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更新日:2016-1-12
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