ベルモットの真意・目的

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ベルモットは良い人キャラか?

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ベルモットは良い人キャラか?

ベルモットとあの方の関係

ベルモットは薬の研究を良く思っていない。そのため、研究が進んでいることを知りつつも、灰原を生かして組織に連れ戻し組織に貢献させようとするのではなくて、是が非でもその命を絶ちたいと考えている。

では、組織の研究を主導するボスもベルモットにとって憎き存在なのか?というとそうではない。

ベルモット:「や、やっぱり、相撃ち覚悟であの時殺っておけばよかったわ・・・」「ボ、ボスが・・・あの方が・・・」「我々の銀の弾丸(シルバーブレット)になるかもしれないとお、恐れているあの男を・・・」 42巻

「ボ、ボスが・・・あの方が・・・」「我々の銀の弾丸(シルバーブレット)になるかもしれないとお、恐れているあの男を・・・」

このセリフから読み取れるのはボスに対する敬意である。

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ベルモットはコナンとの駆け引きの時、自分の足を撃つことによって眠気を覚ました。

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24巻では、コナンがジンに麻酔針を差すが、同じ方法で眠りに落ちるのを回避している。

コナン:(変だな・・・なんであいつ麻酔銃で撃たれて動けるんだ?)(あんな大男、眠っちまったら警察から逃がれられねーと踏んでたのに・・・) 24巻

コナンはジンが麻酔銃で撃たれたのに動けたことを疑問に思っている。ジンが自分で自分の腕を撃ち抜くところを見ていないからである。

この手の行動は異常なほどのボス・組織への忠誠心を表す証拠である。これは、組織の実態を詳しく知らないコナンにとって想定外の行動だったということ。

黒の組織の主要メンバーは、ある意味、宗教組織やテロ組織のメンバーと同じなのである。(やっていることもテロ組織や過激派の宗教団体と変わらないが。)

そこまで組織に尽くす心理は、一つは組織の主義・主張に深く同調している場合。もう一つは組織のボス、教祖を深く崇拝している場合である。

逆に言えば、組織が内部から崩れることがあるのは、ボスの求心力が失われた場合。もしくは、組織の目的に共感できなくなった場合である。そして、ベルモットが現在中間的な位置にいるのは、その目的の部分に疑問を感じているからである。

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ボスにメールを送るベルモットに憎しみの表情はなく、どこかせつない感じもする。ベルモットにとってボスは大切な人でもありそうである。

繋がる3つの「核」

シルバーブレット

ベルモットは長い間シルバーブレットを待ち望んでいた。新一よりも先に赤井に出会っていたが、その赤井をシルバーブレットとして期待はせずに殺そうとした。後に出会う、自分の心を貫いた新一ならシルバーブレットになれるかもしれないと期待を寄せている。

ベルモットが求めるシルバーブレットは、ボスの心臓を貫く弾丸ではなくて、ハートを貫く弾丸である。

ボスへの忠誠心

ベルモットは薬の開発を「愚か」と考えているが、ボスを憎んでいない。それどころか、深い忠誠心を持っている。(大切な人である可能性も)薬の研究に疑問を持ちながらも、未だ組織を完全に裏切っていないのはボスの求心力が失われていないからである。

新一に対する期待が強く、戦闘力の高い赤井秀一に対する期待が薄いことからも、組織を力ずくで制圧してほしい(ボスを殺してほしい)とは考えていない。

灰原への執着

ベルモットは灰原だけは「生かしておけない」と考える。これは根本は「愚かな研究」が原因であるが、単なる憎しみ以上のものである。(姉である明美はベルモットのターゲットではなかった。)また、研究者である灰原は抹殺対象であるが、主導者であるボスは同列ではない。

薬絡みで灰原だけが対象になるのは、灰原が研究者であること。そして、組織がまだ知らない幼児化と、その解毒薬まで成功させていたことにある。(初登場時はシェリーに関心があったような描写はなく、自らシェリー目当てに来日したわけでもなかった。)

繋げると─

ベルモットはボスに敬意を持っている。だからこそ、赤井に組織を滅ぼしてもらいたいのではなくて、心を貫くことができる新一に期待しているのである。

大切な存在であるボスは組織の研究を主導者である。しかし、ベルモットはその研究は愚かだと考えている。だからこそ、灰原は「生きていてはいけない」存在なのであり、これもまた、それを止めることができるのは新一なのである。

また、これはシャロン(ベルモット)が「天使なんかいない」と考えていた理由。(ヘル)エンジェルと呼ばれたエレーナが、自分は愚かだと考えている薬の研究に協力したために絶望したことにも繋がる。

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