考察 【File:825】 コナンの「何でポアロのバイトだったかは謎だけど」

sponsored link

コナン:「何でポアロのバイトだったかは謎だけど・・・もう戻って来ねぇんじゃねーか?」「ラッキーな事に灰原があの爆発で死んだと思ってくれてるみてーだし・・・」「ノコノコ戻って来たら、今度はこっちから探りを入れてやろうと思ってたんだけどよ!」 File:825

非常に違和感を感じる「何でポアロのバイトだったかは謎だけど」のセリフ。

違和感の理由

普通に考えれば、ポアロのバイトは毛利小五郎の調査がやり易いからではないのか?

安室:「ですからこうやって毛利さんのおそばでバイトして・・・」「毛利さんがかかわる事件に同行させてもらおうと・・・」 File:795

小五郎がかかわる事件に同行するために、事務所の隣にあるポアロでバイトすることで普段から小五郎のそばにいられるようにしている… といった具合の話を安室もしている。(あくまで表向きなので、裏がある可能性はあるが。⇒緋色でバーボンの調査関連は回収されたが裏はない。)

安室の発言がなかったとしても、「何でポアロのバイトなのか?」という問いに対しては、「事務所の隣だから」と普通は簡単に考えられる。

そのため、コナンの本来の疑問は「何で小五郎に弟子入りなのか?」が自然である。

コナンがあまりにシンプルな考えを無視しているために、「事務所の隣だから」という理由はわかっている上で、他に何かポアロでバイトしている理由に深い意味があるのだろうか?と勘ぐりたくもなってしまう。

しかも、この場合は肝心な「小五郎に弟子入りしている理由」について全くふれられていないことになる。

本当の理由

ベルモット:「キールとの一件でシェリーとかかわっている疑いのあるあの探偵に張り付きたいって貴方が言うから、色々サポートしてあげたけど・・・」 File:827

ちなみに、安室が小五郎に弟子入りした理由は、キールと小五郎がかかわっていたことの調査である。*これは、以前ジンの車に仕掛けられていた盗聴器とキールの靴に付けられていた盗聴器が同じであったため。

これも安室 – ベルモット間の会話にあった表向きの理由ではあるが、コナンはもちろんこの話は知らない。

*ジン:「お前が仕掛けた発信機と盗聴器・・・」「前にあの女に仕掛けられた物とよく似ている・・・」「偶然だとは言わせねぇぜ・・・」

小五郎とキール&シェリーをつなげるのはこの盗聴器の件。

コナンの考えるバーボンの目的

ジョディ:「そしてその標的は恐らく・・・」<組織でシェリーと呼ばれていたあの茶髪の女の子・・・>

コナン:「・・・だろうね・・・」 File:622

コナンはバーボンの目的はシェリー(灰原)の捜索だと考えていた。後述するがこの考えは今でも変わっていない。

小五郎は以前にキールに盗聴器を仕掛けたと疑われてジンに襲われたことがあるが、赤井の機転でFBIの仕業だと思い込ませることができた。(ベルモットの説得もあり)

コナンは組織に小五郎は白だと思わせることに成功したと考えている上に、安室が再びそのことに疑いを持ったという事実を知らない。(組織内で何が起きているかはわからない)

一度出し抜いた相手が再び疑いを持って調査してくるのであれば、何らかの理由がある。だが、コナンが想定しているバーボンの目的はシェリーの捜索である一方で、バーボンが動き出した理由は赤井ほどの男が死ぬわけがないという根拠のない前提からキールを疑ったこと。

そのため、「赤井が生きている⇒キールが裏切り者⇒キールは小五郎と関係⇒小五郎とシェリーは関係している⇒小五郎がシェリーを匿っていると疑われている可能性がある」という発想には至らない。

コナンは安室が「小五郎に弟子入りした理由」について、「小五郎が以前襲われたから何らかの目的でやってきた」と考え、さらにポアロでバイトしている理由を別に考えているというわけではないのである。

次ページへ

sponsored link
コメントはこちら