考察 【File:704】 沖矢のセリフの解釈について

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馬鹿な狼共がみすみす獲物を狩り損ねたとは?

沖矢:「ああ・・・聞くだけ無駄ですよ・・・」「馬鹿な狼共がみすみす獲物を狩損ねたっていう・・・」「ちんけな話ですから・・・」 File:704

狼は組織のことで、獲物は赤井秀一のこと。沖矢はデパートのカフェから外で組織が待ち伏せしているのを見ている。

ちなみに、組織を「狼」と表現しているキャラは他に赤井秀一である。↓
赤井秀一の特長 (バーボン編)

組織は火傷赤井を撃たずに撤退したわけだが、本物ではない可能性が高いので「獲物を狩り損ねた」と言うのは少し違う。作者はミスリード目的でこういう解釈の難しいセリフにしたのだろうか。

赤井=沖矢だとして、自分(赤井秀一)がすぐそばにいるのに、なんだか色々小細工したあげくに、結局何もせずに撤退することになった組織の連中を皮肉ったのではないかという考え方もできる。

沖矢は、爆弾事件を解決しようと悩んでいる小五郎の前に集まった人だかりの中で火傷赤井を見つけるが、そのすぐ後でこっそりと抜け出し、カフェの窓から外にいる組織の連中を見つけている。そして、またすぐに元の場所に戻っている。(アニメではここの詳細な経緯が確認できる。)

これは、火傷赤井が組織の人物の変装であり、何か企んでいるのではないかと疑ったためではないかと思われる。火傷赤井を見て協力者がいるのではないかと思い、窓から外を見てみたら案の定キャンティが銃で待ち構えて狙っていた。

組織の誰かが赤井に変装→本物の赤井秀一がそれを確認しにやってくる→そこを狙い打つ。沖矢が組織の連中がこういう作戦を立てていたのではないかと考えたか。(沖矢は火傷赤井が単独行動であることを知らないのでこう考えるのも無理はない。)

せっかく自分(赤井本人)が変装した偽の赤井秀一に釣られてデパートまでやってきたのに、待ち構えていた組織の連中は帰ってしまう。

赤井秀一の性格からして、もしかしたら、あのまま組織が何かやらかそうとしていれば、一般市民に危害が及ばないように沖矢が何らかの行動を始めて組織の目に入ってしまったかもしれない。(結局はコナンの機転で助かる)が、あと一歩のところで撤退というのは前述した通り。

上記の作戦であれば(実際は火傷赤井はベルモットとグルの独断行動)途中まで完璧にうまくいっていたはずの作戦は結局失敗。それを見た沖矢(赤井)が「みすみす獲物を狩り損ねた」と表現したのも納得。

伏線の回収

⇒ミステリートレイン(File:818-824)とその後の話し(File:850-852)などで、火傷赤井=バーボンの変装であると確定。

⇒緋色シリーズ(File:893-898)で沖矢昴の正体が確定。

また、様々な根拠や作者公式の発言(SDB70)により沖矢昴は1人だけとわかる。

既に火傷赤井の正体も沖矢の正体も判明しているため、この件に関して後からどんな意味だったかが説明される可能性は低い。ただ、沖矢=赤井、火傷赤井=バーボンで、ジンはバーボンの協力者であるベルモットから事情を聞いて撤退したところまではわかる。

赤井の考える「馬鹿な狼」は組織のことであり、組織にとっての獲物は赤井であろう。沖矢は赤井本人であるため、火傷赤井が偽者であることも知っている。

つまり、組織が赤井を狩り損ねたということになる。もちろん、火傷赤井はバーボンであるので、赤井は沖矢のこと。

ちょっとひねった言い回しにしてあるだけで、結局は沖矢=赤井の伏線の一つであると考えられる。

ちなみに ─

赤井:「立場は違うが・・・」「本質は俺達と同じ・・・奴らに噛み付こうとしている・・・」「狼達だよ・・・」 File:897

赤井は組織に対抗する人達も「狼」と表現している。ただ、File704で「馬鹿な狼共」に当て嵌まるのは黒の組織。

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