安室透の人間分析【ウェディングイブ】

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布石を打っていたと考えられる根拠

わざと見つかる

伴場に依頼された探偵である「春岡」に一度見つかっている。

・安室の能力なら見つからずに密会可能
・メールでやり取りしていたのに、なぜか一度直接会っている(メールのみで可能なら見つからずに済んだ)
・春岡が探偵で自分を調べていることに現場で気付いている(相手は見つかっていることに気付いていない)
・それにもかかわらず、声を聞かせている(気付いているので聞えないように対処可能)

春岡:「まさかあんたが探偵だと思わなかったんだ・・・」「尾行してもまかれたし・・・」 File:794

伴場:「俺が雇った方の探偵さんをまいて尾行させねーぐれーの切れ者なら・・・」 File:795

春岡は自身が探偵であるにもかかわらず、安室を探偵とすら見抜くことができなかった。それどころか尾行するもまかれている。伴場の言う通り、春岡が足元にも及ばないくらい、安室は「切れ者」。安室は必要であれば「まく」ことも可能だった。(その時は”まかない”必要があった。)

見つかった意味 ─

上記のことから、安室が春岡に尻尾をつかませたのは意図的な行為であるとわかる。

〇では、なぜその必要があったのか?

安室:「もっとも、僕が彼女にそう頼まれていた事を証明しようにも・・・」「初音さん本人はこの店の駐車場に停めた車の中で焼死してしまったみたいですけど・・・」「しかし、僕が彼女に依頼を受けていた事は、そのサングラスの彼が証明してくれそうですよ?」「僕が彼女に伴場さんの身辺調査の途中経過を報告していた現場に居合わせたようですし・・・」

・・・

「密会現場を突き止める事はできたが、相手の男は帽子とフードを被っていて顔がわからない・・・」「でも、その時に聞いた男の声がウエイターの僕と似ていたので・・・」「僕をテーブルに呼んで注文し、改めて声が同じなのを確認して・・・」「同一人物だという事をサインで伝えたという所でしょう・・・」 File:794

自分が初音に依頼された探偵であることを春岡に証言してもらうため。声を聞かせたのもそれが理由。

⇒それが必要なのは、依頼主である初音がいない場合。つまり、身辺調査の結果を伝え、初音が顔色を変えた密会の時に、安室は既に初音がいなくなることを予測していたことになる。

安室が伴場を挑発する行為

伴場:「気ィ付けろバカ野朗!!」安室:「す、すいません・・・」

伴場:「・・・・・・」 File:793

運動神経の良い安室がぶつかるのはわざと。伴場はこのあと安室を睨みつけている。

安室:「い、いきなりこのお客様が殴りかかって来られて・・・」「大丈夫ですか?」

伴場:「触んなクソ野朗!!」 File:793

ついに切れてついに殴りかかるが、伴場は割れたグラスで手を切ってしまう。

伴場:「な、何だとてめェ!?」

安室:「や、止めてください暴力は・・・」 File:794

再び切れて殴りかかるが、伴場は滑って転んでしまう。これら一連の行為は安室にとってわざ(必要性があった)とである。

〇なぜこのような挑発をしたのか?

安室はこの後も再三の挑発を続けるが、割れたグラスで手を怪我したことなどを挙げ、小五郎の推理の逆を行くことで小五郎を試している。(自分が劣っていることを見せている。)もう一つは、靴の裏にクリームが付いていることを推理の根拠とできるように細工している。

安室:「でも、彼女に抵抗されてひっかかれた傷をごまかすた為に、わざと僕に殴りかかってケガをしたって場合も考えられますよね?」 File:793

これは安室が意図的に引き起こした結果を利用している。安室はこのやり取りがしたかったのであるが、それは事件前から仕掛けられている。

またこれらの挑発は初音が死亡している後も続いているため、浮気防止が目的ではない。

⇒上記のことは事件が起きた後の推理に必要なものであるが、安室は事件が起きる前からこの布石を敷いている。もし事件が起きなければ、これらの意図的な挑発は意味を成さない。(事件が起きることを前提に準備を進めている。)

緋色の序章

バーボン編の終わりである緋色シーリーズの序章に当たる話で、安室は来葉峠のトリックを見破る情報を得るために、一般人を「それを手に入れるのを手助けしてくれる人物」として、事故に遭わせようとしていたことがわかる。

目的を手助けしてくれる人物に間接的に近づくことは、「最後のピース」(緋色の序章)でジョディと知り合いだった澁谷先生の依頼を受けたのと同じ。

また、事件が起きることが前提で話が進んでいるのも、同じ話で自分とFBIが杯戸中央病院で顔合わせすることが必須であったのと同じ。

さらに、タイミングよく電話がかかってきたのも、盗聴器で会話の内容を聞いていたベルモットが、事件解決後に合わせて澁谷先生の容態が悪化したと嘘の電話をかけてきたことと被る。

また、安室の伴場への態度も得意とする心理トリックの一つで、これも緋色の序章で説明されている。

詳細は↓
【安室透の得意技】 安室透は操作系能力の使い手
安室透の人間分析【最後のピース】

最後のピースでは、結果的には偶然事件に巻き込まれたことでそれを利用することになったが、安室が被害者を何らかの方法で事故に遭わせる計画を持っていたことは確かであり、また、安室が本気で被害者を守ろうと思えば守れた事件であった。

今回の事件は安室がある目的を果たすために、それを手助けしてくれる人物に近づいていること。事件が起きなければその目的は達成できないはずであるが、都合よく事件が起きているという点でその特長が非常に「最後のピース」に似ている。

しかし、小五郎の弟子入りを助けてくれる人物」として伴場さんと初音さんを利用したようであるものの、「もし初音さんが自害しなかったら事故に遭わせていた」では、最初の目的が小五郎に犯人を推理させるためなので話が進まない。推理が「安室が事故を引き起こした」ではしょうがない。(「自殺を装うなら可能であるが」)そのため、「先を読んでいた」と考えた方が正しいのではと思われる。

裏切りの真実

「事件が起きることが前提の計画を立てていた」という点では緋色の序章でほぼ読者向けに真相が明かされているが、「自殺を見過ごした」という点については、登場二話目の「探偵たちの夜想曲」でも同じ。

線が一本なら疑惑に過ぎなくても、二本なら偶然ということはないので、それは確かな証拠となる。そして、その安室の行動の基準となっている人格形成について、「裏切りの真実」を見ればわかるようになっている。

詳細は↓
安室透の人間分析【探偵たちの夜想曲

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更新日:2017-1-18

安室透の人間分析【ウェディングイブ】」への2件のフィードバック

  1. 管理人 投稿作成者

    >>匿名 さん

    そこまでは疑っていませんでした(笑)まぁ、たぶん警察はその辺ちゃんと調べるだろうし、DNA鑑定も信頼して良いと思うので、そこは真実なのではないかと。一応コナンもそう推理し、コナンの推理は間違いないという漫画の設定ですし。

    事実であった、だからこそそれを利用した。そうでなく最初から自分で仕込んでしまうと、グレーどころか黒になってしまいますので。まぁ、グレーと言うか、証拠がないので捕まらないだけで読者視点では黒なんですが。

    デコのためのスプレーなんかは何気なく安室が勧めた可能性はありますね。目暮警部の言った「間の悪い時に電話したもんだな」というのはフラグのようで、悪い意味でベストな時間帯に連絡させるように仕組んだ。後押しさせた可能性が高いです。

    この辺の話は具体的に伏線回収はされていませんが、後に同じように不自然に安室の都合の良い流れで進行していく事件(最後のピース)で、民間人を利用したこと、もし偶然事件が起きていなければ自分で起こすつもりであったということがコナンの推理で説明されています。

    まぁ、漫画の都合でこの時点で安室自身が手を出してしまうと、組織どころかどっちが悪人だかわからなくなってしまい、漫画の設定上早々に安室も退場させなければならなくなってしまうので、ご都合主義的ではありますが事件は起こるべくして起きたと考えて良いのではないでしょうか。

    ウエディングイブの事件は完全に安室の読み通りというか、これも漫画だからこそですが彼の天才的な頭脳からして偶然のようで必然だったのではと思います。まぁ、最後のピース同様に、もし事件が起きなければ何か自分で起こす(ベルモットにさせる)可能性はあったかもしれません。

    後は、これが公安だからなのか、安室自身のやり方なのかという点はまだはっきりしません。名探偵コナンの世界で公安がどう描かれているのか。現実的に見れば、まぁ過去に法に触れるようなことをしたケースもありますが、基本的には日本の治安を守る警察機関の一部でありますし、バレなきゃ何でもありというほど極端なわけではないのではと思います。真相はわかりませんが(笑)

    その辺、漫画だからちょっと一般の警察とは違うグレーな部分を強調しているのか、それとも安室本人の問題なのか。CIAは現実に暗殺だったり拷問だったりということをしているようで、そこはあまり表ざたにはならず都市伝説的なところもありますが、エグイことをしていることは事実のよう。

    名探偵コナンでは今のところCIAの登場メンバーはキールと死んだその父親のみで、具体的な仲間は出てきません。ただ、CIAの説明はちょこっとされていて、FBIも彼ら(CIA)なら事を荒げることもやりかねん~、と民間人の犠牲を厭わない組織として説明されています。一方で、FBIは街中でドンパチすれば民間人に死傷者がでる~と、警視庁組と同じ完全に正義の立場で描かれています。

    でも、キールはCIA所属ながらも人のために自分が犠牲になってしまうほど優しく正義感の強いキャラ設定がされていて、完全な白です。FBIのように仲間が出てこないのは、キャラが多すぎてしまうからという理由もありそうですが、それだけでなく、グレーなことをする組織が黒の組織に対抗する正義の組織として活躍してしまうと、せっかくのキールの設定も台無しになってしまいますし、漫画的に何が正義なのかわからなくなり、収拾がつかなくなってしまうからというのもありそうです。

    それで、バーボン編では公安が登場し、キールのように組織に命令されてやむなく赤井を殺害しようとした(来葉峠のトリック)わけではなくて、安室は自分から赤井捜索に名乗り出て、同業者であるFBIのメンバーを捕らえて人質にし、赤井を拘束して組織に差し出すことでボスに近づこうとしたわけです(笑)

    この辺は、組織を潰すために手段は問わないという決意が見て取れ、安室はその作戦の失敗を上に報告していたので、公安組織全体での方針(作戦の許可を得ている)でもあったようです。

    ただ、安室は個人的に赤井を恨んでおり、赤井を餌にすることに罪悪感がなかったのはその影響も少なからずあったかもしれません。安室は対黒の組織プロジェクトにおいて一応現場のリーダー的存在であるようで、それで、トップ主導ではなくて赤井ならいいだろうと安室が計画を立案したという可能性も無きにしも非ず。

    ウエディングイブや最後のピースでの安室行動は完全に安室個人の手腕によるもので、小五郎に弟子入り、赤井の生存調査というのは公安の命令は絡みません。恐らく安室はFBIの赤井と同じような、公安の中でも抜けた切れ者という設定がされているのですが、二つの事件での安室の綿密なトリックは安室だからこそできたのではと思います。彼のしてきた行動(本当の狙い)までは公安本部にも知られていないはずです。

    キール編とバーボン編、一見CIAと公安で同じ組織に潜入しているスパイという二番煎じに思えますが、CIAと公安が似たような性質の組織として描かれながらも、そのメインキャラとして登場しているキールと安室、それぞれの性格から民間人に対するアプローチが間逆になっているところが相違点になっていると思われます。そのため、公安のやり方だから、という理由だけで解釈して良いのか、まだ断定できないところがあります。

  2. 匿名

    とにかく、アムロくんは、事件が起きる事、その全貌を知った上であえてミスをし、小五郎に弟子入りした訳で。
    とんでもなく緻密に練られた計画だった事が分かる。
    でも、アムロくんは公安警察官だし、こういう事は得意そう。

    しかし、あの2人本当に双子だったのか、
    それすらも怪しく思えてくるからアムロくんは怖い。笑

    彼女の皮膚は、焼け跡から辛うじて採れた物だし、DNA鑑定士がベルモットかアムロくんか、とにかくアムロくんサイドの人間なら、初音さんに嘘の情報を流す事も可能。
    そもそも初音さんが雷太さんと双子なんじゃないかと疑い始めるのはアムロくんが、2人は幼い頃同じ火災に遭っていたって言ったからだし。

    焼身自殺を選ばせるのも、刃物とかは持ってないだろうし、駐車した後を見計らって伝えれば交通事故の線も少なくなるし、車の中に、火元になるようなものとスプレー缶を用意して置けばいい。

    でも、これすらも、アムロくんサイドが仕掛けたように見えてくる。
    もし、本当は双子じゃなかったとしたら焼身にしないとDNAを採られてばれてしまうから焼身自殺に見せ掛ける必要があったとしたら。初音さんは雷太さんにサヨナラのメッセージを送ったけど、
    自殺するつもりはなかったかもしれないし。
    ただ、雷太さんの前から姿を消すってだけで。
    でもそれじゃあアムロくんは困るから車に細工しておいたとか。
    自殺を選ぶとしても焼身自殺に、自殺を選ばないにしても車に細工して燃やす手筈に。
    どっちを選ぶにしても、燃えてしまえばもう片方の細工はばれない。
    こういう緻密な作戦を練りそうな男。

    赤井さんの一件もあるし、燃やされた車には
    何かあるのではないかと、ついつい疑ってしまう。

    雷太さんのDNAは髪の毛とかで幾らでも手に入りそうだし、あとはそのY染色体を欠落させれば
    初音さんのDNAを作る事ができるかも。
    それを付け爪と焼死体に仕込めば、初音さんは雷太さんと双子だったっていう結論に持っていける。

    ただ、それだと、ターナー症候群の件は偶然だったのかっていう問題点があるけど。
    初音さんの身長は150cm以下で、異性一卵性双生児の女性に好発するターナー症候群の可能性が示唆されてた。
    この事も、2人が双子だったっていう可能性を高める物になった。
    もしも2人が双子ではなかったのなら初音さんが低身長だったのは偶然って事になるけど。
    まぁ、150cm以下の友達はいるにはいるし、もしも低身長でなかったにしても、ターナー症候群の件は出さなきゃ良い話だし。
    偶然初音さんの身長が低か とにかく、アムロくんは、事件が起きる事、
    その全貌を知った上であえてミスをし、
    小五郎に弟子入りした訳で。
    とんでもなく緻密に練られた計画だった事が分かる。
    でも、アムロくんは公安警察官だし、
    こういう事は得意そう。
    これをしたら次にどうなる
    っていう、先を読める人は素敵ですよね。何の話

    しかし、あの2人本当に双子だったのか、
    それすらも怪しく思えてくるから
    アムロくんは怖い。笑

    彼女の皮膚は、焼け跡から
    辛うじて採れた物だし、
    DNA鑑定士がベルモットかアムロくんか、
    とにかくアムロくんサイドの人間なら、
    初音さんに嘘の情報を流す事も可能。
    そもそも初音さんが
    雷太さんと双子なんじゃないかと疑い始めるのは
    アムロくんが、2人は幼い頃同じ火災に遭っていた
    って言ったからだし。

    焼身自殺を選ばせるのも、
    刃物とかは持ってないだろうし、
    駐車した後に伝えれば交通事故の線も少なくなるし、
    車の中に、火元になるようなものと
    スプレー缶を用意して置けばいい。

    でも、これすらも、アムロくんサイドが
    仕掛けたように見えてくる。
    もし、本当は双子じゃなかったとしたら
    焼身にしないとDNAを採られてばれてしまうから
    焼身自殺に見せ掛ける必要があったとしたら。
    初音さんは雷太さんに
    サヨナラのメッセージを送ったけど、
    自殺するつもりはなかったかもしれないし。
    ただ、雷太さんの前から姿を消すってだけで。
    でもそれじゃあアムロくんは困るから
    車に細工しておいたとか。
    自殺を選ぶとしても焼身自殺に、
    自殺を選ばないにしても車に細工して燃やす手筈に。
    どっちを選ぶにしても、燃えてしまえば
    もう片方の細工はばれない。
    こういう緻密な作戦を練りそうな男。

    因みに赤井さんも、車を燃やされる事を逆手に取って
    楠田陸道の死体と入れ替わって生き延びてるし。

    雷太さんのDNAは
    髪の毛とかで幾らでも手に入りそうだし、
    あとはそのY染色体を欠落させれば
    初音さんのDNAを作る事ができるかも。
    それを付け爪と焼死体に仕込めば、
    初音さんは雷太さんと双子だったっていう
    結論に持っていける。

    ただ、それだと、ターナー症候群の件は
    偶然だったのかっていう問題点があるけど。
    初音さんの身長は150cm以下で、
    異性一卵性双生児の女性に好発する
    ターナー症候群の可能性が示唆されてた。
    この事も、2人が双子だった
    っていう可能性を高める物になった。
    もしも2人が双子ではなかったのなら
    初音さんが低身長だったのは
    偶然って事になるけど。
    まぁ、150cm以下の友達はいるにはいるし、
    もしも低身長でなかったにしても、
    ターナー症候群の件は出さなきゃ良い話だし。
    偶然初音さんの身長が低かったから、
    ターナー症候群の話を持ち出して
    双子説の信憑性を高めたのかも。
    自分にとって都合の良い情報だけを選んで使うのも
    公安警察の特徴と言えば特徴。

    謎は深まりますね。笑

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