安室透の人間分析【ウェディングイブ】

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安室がこけた理由

クリームを付けた目的

ここまで来ると、どこからどこまでが計算であったのかさえ怪しくなってくる。

安室がこけたり伴場にぶつかったりしているのは全て演技であり目的がある。安室は運動神経抜群で、伴場のパンチをヒラリと交わしたのが本物。

最初にケーキを落としたのは、伴場のズボンに染みをつけて女性と仲良くできなくするため。理由は初音が浮気性の伴場に女がいないか調べて見張るように依頼したため。

しかし、初音が死亡した以上この話は本当かどうかもわからない。

伴場:「その探偵っていうのも本当かどうか怪しいぜ・・・」「初音が死んだ今、それを説明する奴はいなくなったし・・・」「俺が雇った方の探偵さんをまいて尾行させねーぐれーの切れ者なら・・・」「家に来た時に、俺のヘアブラシから俺の髪を取り除いて・・・」「誰か別人の髪を仕込み、俺に罪を着せるつもりだったかもしれねーしよ・・・」

安室:「あ、いや・・・」「僕にそんなスパイのような真似は・・・」 File:795

後のこのセリフもフラグっぽい。実際、「スパイのような真似は」と冗談交じりに言っているが、公安であった。「ヘアブラシから俺の髪を取り除いて」というのはギャグだが、確かなのは気づかれずに何か細工をするのは容易ということ。

安室の行動や綿密な調査内容から探偵として雇われていたことに間違いはないだろうが、初音が死んだ今、どこまでが初音の依頼に応えたものなのかはわからない。

それに、安室が言うとおり、伴場は気にもせず女性と仲良くしていた。これでは安室の計画は見事に失敗していることになってしまう。

切れ者の安室が伴場の性格を調査すれば、この程度の方法ではうまくいかないことくらいわかるはずであるし、例え伴場のことをそこまで調査していなかったとしても、見通しが甘かったことになる。(実際はかなり詳細まで調査していた。)

ただし、目的が本当に伴場の浮気防止であればである。ここまで来れば、安室が失敗をするわけがないことはわかる。

伴場を怒らせた目的

安室は数回に渡りわざと伴場を怒らせる行為をしている。まず、春岡がバーボンを頼んだときにわざとぶつかる。この後の安室の真剣な表情の「・・・・・・」という描写からもわかりやすい。別に冷静な安室が伴場に切れているわけではない(笑)

この時は春岡に自分の声を聞かせる必要もあったが、春岡が注文を頼んだ時点でその目的は達成されているので、伴場にぶつかる必要はない。これは伴場を切れさせるための準備。

そして、ついに伴場は安室に殴りかかったようで、安室はこけてグラスを割ってしまう。これは後に同じように殴りかかられた時に簡単にかわしていることから、わざとこけていることがわかる。表情からもわかりやすい。

この時に、伴場はグラスの破片で手を負傷する。そして、この直後が初音が爆発に巻き込まれたシーン。布石を打ったのが初音が命を絶つ前であることもポイント。

仮に初音が生きていたとした場合、伴場を怒らせる行為の意図が不明になる。初音の依頼は伴場が他の女に寄り付かないように監視すること。

確かに、これなら伴場に女は近づかないかもしれないが、パーティーは台無し。依頼さえ達成すれば後はどうなっても関係ないと考えた行動なら行きすぎ。初音も、いざとなったらぶち壊してでも浮気を止めてほしいと依頼することはあっても、最初からぶち壊すつもりでやってほしいなんて依頼することはないはず。

しかも、この伴場を挑発する行為は初音が死亡した後も続いている。これも依頼者が死亡したからと言って任務を放置して、結果伴場が浮気したとなると依頼者にとって悪いから続けた… なんてあるわけがない。

婚約者が死亡して自分が容疑者に疑われている時点でもはや伴場の浮気監視なんて終了。つまり、挑発行為の目的は浮気防止と別であることがわかる。

安室:「でも、彼女に抵抗されてひっかかれた傷をごまかすた為に、わざと僕に殴りかかってケガをしたって場合も考えられますよね?」 File:793

安室はその気になれば楽にかわすことができたはずの伴場の攻撃でわざとこけている。割れたグラスの破片で伴場が怪我をしたのはその結果。「伴場が抵抗されてひっかかれた傷をごまかす」なんてことはしていないのは自分が一番良く知っているはず。

そして、仕上げにはDNAの鑑定結果から伴場を犯人と決め付けるような挑発。伴場は再び殴りかかるも、安室は今度は簡単に身をかわす。その結果、伴場はそのままの勢いでこけてしまう。ここで例の靴裏のクリームの件。

結論から言えば、伴場は自分の靴の裏には気づいていなかったため、わざと足裏見せ付けるような行為はしていなかった。つまり、足裏を晒したのは安室の計算的な行動の結果となる。

初音:「あらー、ケーキ踏んじゃってるわよ!?」 File:793

実は、安室は靴裏をみなくても伴場の足裏にケーキがついているのを初音の会話から知ることができた。というか、足裏のケーキの件を知らないと、それが見えるような転び方をさせるという発想はしない。

最初にこけてグラスを割ったのは、自分が足裏を確認するためだったという意図も含まれるかもしれない。そして、伴場が足裏を見せたのが安室の意図的な行動が発端だったとすると、最初にケーキを落として伴場が踏みつけたところから計算されているのではないかとも考えられる。

それならば、安室が浮気防止のためにケーキの染みを付けたというのはアホな失敗ではなく、計画通りだったことに…

小五郎:「だが、そのケーキはそこの若い探偵が落としたが故に偶然踏んだ物だし・・・」 File:795

これもいかにもフラグっぽいセリフである。ただ、この後にもう一度伴場を挑発するシーンがあるので、それを含めて全て一つの目的だったとすれば、本来の意図は別にあることになる。

しかし、それでも伴場を怒らせる理由に説明がつくわけでもなく、行ってることは全て伴場を誘導してうまく話を進めている(小五郎を試している)だけ。これは初音が生きていたら全く不要であった行為。

安室は対象に人物に自分の考えた行動を起こさせる能力に長けている。これは別項で説明。

一見偶然起きたことを利用しているようにも思える安室の行動だが、全て計画通りだったと仮定しても一本の線に繋がる。

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更新日:2017-1-18
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