世良真純のコナン調査

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世良がいる時のコナンの推理

世良の初登場である幽霊ホテルから、事務所籠城事件、東西探偵推理勝負、工藤優作の未解決事件まで全て、コナンは工藤新一の名を使って推理をしている。

最初の幽霊ホテルでは工藤新一を使わざるを得ない状況であった。後に、灰原から「そんな怪しい人の前で新一の名前を出したの~」と注意されるが、どうしようもなかったと言っている。(敵じゃないと感じたこともあるか。)

事務所籠城事件も同様に新一の名を出すしかない状況であり、東西推理対決では世良の挑発に乗ってしまった。工藤優作の未解決事件でも、世良が蘭にそうさせるよう勧めたことで、結果的に新一を出して推理することになった。

また、群馬のキャンプでの事件以降、ミステリートレイン、本日のフルーツ事件では、コナンは自分が頭の切れる少年であることは隠さずに世良と一緒に推理をしている。

その他の事件については、世良はコナンの推理の場にいない。(File:844-846まで)

眠りの小五郎は使わない

初対面の時点で、コナンは自分が探偵であることを世良に見抜かれていたため、自分の推理力を隠す必要はないとコナンは考えているのだろうか。

実は、頻繁に使う”眠りの~”で推理を済ませたことは一度もない。世良は眠りの小五郎のトリックにも感づいているようなので、コナンはそれを行えばすぐにバレてしまうのだが、漫画の都合なのだろうか、それともコナンが自分の正体がバレることを警戒して”眠りの~”は危険だと気づいているからなのか…

⇒「容疑者か京極真」で初めて使うことになるが、この話でコナンは自分の正体がバレているかもしれないと考えた。

それとは対照的に、バーボン(安室)の前では全て眠りの小五郎となっている。バーボンの前で自分の推理を披露すれば、自分が普通の小学生でないと怪しまれてしまうため、新一の名前を出すことはもちろん、自分も凡人のふりをしなければならない状況である。

⇒ミステリートレイン以降、ついに調査のターゲットにされる。

ということは、コナンは世良を敵じゃないと思っているから自分をさらけ出しているというのも、やはりありそうである。

前半が新一、後半が自分で推理とはっきり分かれているのは物語の都合上なのかもしれないが、最近のコナンは完全に開き直っているような気がしなくもない。

園子:「あのガキンチョ、まるで服部君と一緒にいる時みたいね・・・」 File:846

── とまで言われている。同じ回で「ボクとどこかで会った事ある?」と聞いたのは、単に、コナンが「もし工藤新一時代に会っていたら~」という考えもなしに聞いたのではなくて、既に自分が世良にコナン=新一だということがバレていると思っているのか。

⇒コナンが自分の正体がバレているかもしれないと考えたのがFile859の「容疑者か京極真」のことなので、江戸川コナンになってから会ったと考えたか、深く考えずに聞いてしまったコナンの凡ミスようでもある。

コナンが世良と一緒に推理を始めたのが「工藤優作の未解決事件」の後からであるが、この時は沖矢に正体がバレるという決定的な出来事があった。

そのきっかけを作ったのが世良であり、蝶ネクタイを指摘するなど、自分も気づいているぞと言わんばかりにコナンが戸惑う発言を繰り返した。世良の「悪い子~」発言もこうした行為を行う自分を嫌悪したとも考えられる。

これ以降、コナンは自分の推理力がバレていることはわかったのか、協力推理に移行する。あるいは、正体が工藤新一であると蘭にバレるのを恐れた?

後の「蘭も倒れたバスルーム」では、世良の推理ミスを修正するために新一を出さざるを得なかったが、その話が出た次シリーズの「容疑者か京極真」で、コナンは自分の正体がバレているのではと自覚することになる。

灰原の秘密に迫る影 ─

博士:「しかしのォ、陽が暮れて影も長くなってきておるし・・・」「暗くなる前に見つけんと・・・」

世良 コナン:(影・・・)(あ!!) File:816

ミステリートレイン ─

世良:「まぁ、腹を据えてかかろうぜ?相手の方が焦ってるはずだから・・・」 File:821

果実が詰まった宝箱 ─

コナン:(・・・なるほど、そういう事か・・・)(だとしたら犯人はあの人しか・・・)

世良:「あー!!」「君も今、ボクと同じ事思いついただろ?」 File:845

「工藤優作の未解決事件」以降から、世良は服部と同じようにコナンの相棒となり、一緒に事件をするようになる。やはり、未解決事件が一つのターニングポイントとして考えられる。

これまでの状況を踏まえると

まず、初登場の時点で、小学生の姿であるコナンが新一のような名探偵であることを知っていた。そして、工藤新一についても何か心当たりがあるようであった。

しかし、先述したように、眠りの小五郎をネットや新聞だけで見破るのは無理。直接現場に居たバーボンですら最初は騙された。服部や瑛祐は工藤新一が消えた後に、突然小学生とは思えないような少年が現れたことで、2人は同一人物ではないかとリンクさせることができ、小五郎は名探偵でないと見破ることができた。

FBIについてはコナンの秘密を知っているかどうかはまだ分からないが、ベルモットが隠していたコナンと新一の写真を所持しており、また、組織の研究目的についても何となく気づいているようなので、幼児化という通常ありえない現象を想定できたかもしれない。赤井(沖矢)については、コナン=新一の秘密は後で知ったようだが。

⇒緋色シリーズでは、ジョディはコナン=新一に気付いていないことがわかる。

そして、コナンが頭の切れる少年だということも、現場で彼の推理するところを直接見ない事には分かることではない。世良は新一の情報はあったようだが、実際にコナンと話してみないことには、まさか小学生の彼が小五郎の手助けをしているなんて想像もできないはず。単に新一の名前を知っている程度では、それほど注目すらしないであろう。

世良がアメリカ(イギリスの可能性も出た)にいたというのは事実のようで、この事から、コナンの情報(頭の切れる少年ということ)を誰かから聞いた、または、始めから知っていたという可能性が高くなる。前者の場合は赤井から情報を得ていた、もしくは、赤井の死を告げたのがFBIのJ.Bであれば、彼が教えたということになるか。

後者の、世良は始めから工藤新一のことを良く知っていたというパターンだが、後に、世良が新一に昔会ったことがあるかもしれないという伏線が出て来た。そのため、こちらの確度が高いかもしれない。

考察 【File:801】 ず~と前から知っている?

世良は幼少期の新一の顔を知っていたため、コナンの顔を見てピンときたというケース。また、世良は単に顔を知っているというだけでなく、どうも新一のことをお気に入りのような描写もある。

世良真純は工藤新一のことが好き?

彼の事を気にかけていたため、彼がいなくなったこと、突然名探偵となった小五郎のそばに似ている少年が登場したことはすぐに目に留まったのかもしれない。

⇒File875の伏線

世良はコナンの昔の顔を知っているだけではなくて、幼児化現象について知っている可能性も。

詳細は↓
領域外の妹

世良が秘密に気づいたのはいつか?

これまで、世良は蘭の時のように正体を知りそうになりながら、あと一歩で気づかない、ジリジリと先延ばししている状態とも考えられたが、情報を整理するとそうではないかもしれない。

前述したように、世良は初期段階で既にコナン=新一の疑いを持っていたようである。最初から気づいていたか、少なくとも、後は現場で確認できればほぼ間違いないと読んでいる状況。

2回目の事件では、世良はコナンに推理の手伝いをしてくれるように計らうが、そこに新一が出て来ることは想定内のようであった。この時点でも、自分の考えにかなりの自信を持っていそうである。

世良とコナンが一緒に登場する3回目の事件では、新一が推理をしているという推理対決なのに、コナンの顔を見て勝負はついたと確信した。既に、推理しているのは新一ではなくてコナンということも知っていたということ。

そして、ターニングポイントである工藤優作の未解決事件では、事実確認というよりは、わざとやっているとしか思えないような発言を繰り返した。遅くとも、この時点でいわゆる”確認”は終了しているようである。

以降、コナンと世良は、コナンと服部のように2人で事件の推理をするようになる。

コナン:「世良の姉ちゃんってもしかして・・・」「ボクとどこかで会った事ある?」「え?」

世良:「さあ・・・」「どーだかな・・・」

コナン:「え~~~~!?」

世良:(悪いけど・・・そいつは教えられないよ・・・)(その時が来るまではね・・・) File:846

そして、コナンの「ボクとどこかで会った事ある?」という質問に、「その時が来るまでは教えられない」といった返答をしている。もしコナンとであったのが”新一”の時であるのなら、世良はもう秘密に気づいていることになる。

行動の変化

世良は登場から現在まで、ストーカーのようにコナンに付きまとっている。真の目的はまだ明らかにされていないが、さきほど考察したように、コナンと会った時の行動は少し変化している。

初期のころはコナンを試したり、様子を見たりという行動が見られたが、後期はコナンの秘密を探ることに意識は向いていないようである。例の工藤優作の未解決事件でコナン=新一の調査を終えたのか、「悪い子」と反省して止めたのか…

それ以降の事件、キャンプでは灰原への興味が中心になる。ミステリートレインでも同様で、そこで初めて対面する。が…結局何も起こらずに、以後の事件では特に灰原に会いたがる描写はない。

本日のフルーツ事件では、コナンや灰原の調査目的というよりは、単純にコナンに会いたがっていたようである。

蘭も倒れたバスルーム

世良:「でも驚いたよ!あのフェイクを見抜くとはさすがだな!」

コナン:「ボクじゃなく新一兄ちゃんがね!」 File:858

新一が蘭に電話をかけたことから、「工藤新一・・・」と反応しているが、その後、コナンに「でも驚いたよ!あのフェイクを見破るとはさすがだな!」とわざと聞いている。また振り出しに戻るような演出だが、これまでの繰り返しと見て良さそうである。

容疑者か京極真

「この前の事件もその兄にボクの推理は危ういって言われたんだけど・・・」「君もいるから間違ってたら修正してくれるかなって・・・」

コナン:「あ、ボクじゃなくて新一兄ちゃんがね!」

コナン:(まさかコイツ・・・)(オレが工藤新一だって事を知ってんじゃ・・・) File:859

sera_knows_shinichi_f859

その次のストーリーでは、ほとんどギャグのように、コナンは自分の正体がバレていると自覚して心で呟いている。

世良:「・・・で、合ってるよな?」「眠りの小五郎さん?」 File:859

sera_nemuri_f861

同シリーズにて、世良の前で初の眠りの小五郎。世良は笑いながら眠りの小五郎に話しかけ、からかっている。この時からコナンが眠りの小五郎を解禁して使うことができるようなったのも、既に自分の正体がバレてしまっていることがわかったからとも言える。

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更新日:2017-7-23
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