考察 【File:801】 全然笑わない人?

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昔、全然笑わない人がいた

園子:「しっかし、あんた底なしに明るいわね!」

世良:「そうか?」「まぁ昔、全然笑わない人がいてさ・・・」「その人を何とか笑わせてやろうと思ってたら・・・」 File:801

この、世良が笑わせようとした「全然笑わない人」とは誰のことなのか。

世良はこれまで狭い人間関係の範囲でしか行動していないため、彼女の背景や過去についての情報はそれほど多くない。そのため、現時点では限られた推測しかできない。

⇒バーボン編終了の緋色シリーズでも結局解決せず。

その後の経過、新キャラ候補については後述。

世良関連の伏線はバーボン編とは別(バーボン編の後)のようで、やはり過去編や出生についてなど、今後のエピソードを見てからということになりそうである。

推理に必要な伏線はまだこれから出てくるかも?

ポイント

園子が「底なしに明るいわね!」と聞いているのだから、世良の「その人を何とか笑わせてやろうと思ってたら」の台詞の意図は、「笑わせてやろうと思ってた」ことががそんな性格になった理由かもしれないということを話そうとしている。

事故のショックで暗くなるという類であれば「とある一つの出来事」がきっかけにもなるが、「全然笑わない人」がいてその人を笑わせようとして明るくなったのなら、ある程度継続的に努力していたと考えられるので、その人との関係は「一度会ったことがある」程度のものではなさそう。

既出キャラだった場合

赤井秀一

「笑わない人」が赤井秀一のことを指し、世良が赤井と関係があるという伏線の一つ。

直後に火傷赤井が登場し、「知り合いがいた」と彼を追いかける。火傷赤井自体はバーボンの変装による実在しない人物なので、世良は本物の赤井秀一と何らかの関係があることが分かる。(兄妹関係)

単純に考えれば火傷赤井の件と一緒のタイミングであることから、この二つの伏線は同じ目的のような流れである。

この話はFile801~803の3話であるが、File801の話のタイトルが「全然笑わない人」であり、File802のタイトルが「そんな顔をするな」である。

「そんな顔をするな…」は赤井が過去に灰原に言ったセリフと、沖矢が灰原に言ったセリフがシンクロするという、沖矢=赤井の伏線。

最初の「笑わない人」は赤井のことで世良と関係があることを示し、この話自体が赤井関連の伏線を意識したものである可能性は高い。

赤井はあまり笑う印象はない。(現在は宮野明美の件で、さらに心を閉じてしまっているようだが。)二人が兄妹であれば、「昔」兄を笑わせようとしたことも納得である。

⇒78巻 ミステリートレインで赤井秀一との関係は明らかにされる。

宮野志保・明美

宮野明美というのもありえるが、彼女は特殊な環境の育ちながらも明るい性格のようである。出島デザイン事務所の話でもそれが見て取れる。

とある時期だけ暗かった~などの後付をすれば切りがないのでそれは考慮しない。また、世良が兄の交際相手であった明美とそこまでの関係であったかどうか微妙なところ。

赤井秀一が組織に潜入したのが5年前~2年前なので、「昔」という時期は許容範囲だろうか。しかし、「笑わせようとがんばっていたらいつの間にか自分まで明るくなっていた」ということならば、それだけ長期的・継続的な挑戦をしていたということになる。

世良は3年前からアメリカ住まい、宮野明美は日本滞在でありすれ違いが長い。最初の2年間なら可能。期間としても2年あれば十分かもしれないが、組織の一員の家族である明美と、スパイである赤井の妹がそんなに簡単に出会えたかどうかは疑わしい。

明美は比較的自由行動を許されていた、そのために赤井と付き合うこともできたのだが、赤井は赤井で、スパイとして潜入するために利用していた(本当に好きになってしまったが)明美に妹を頻繁に会わせるというのもどうだろうか。明美自身は良い人だが、常に組織の手が伸びる危険のある人物である。

宮野志保についてはどうだろう。彼女は「全然笑わない人」という意味では赤井同様ぴったりである。今はコナンや蘭、博士や少年探偵団などの出会いによって心を開き始めているが、組織の一員だった時代はほとんど笑わなかったのではないかと想像できる。

世良の努力が皆無だったかのように、初期の灰原(志保)は暗すぎるくらい。逆に考えれば、笑わせようとしたのは彼女ではないとも言えるか。(成功したとは言っていないが。)

これも、宮野明美同様に世良が宮野志保と何年も前に笑わせようとするくらいの仲にあったかどうかが問題となりそうである。

志保(灰原)は海外の学校に通っていたが、薬の研究を始めてからは日本にいるようである。(いつからかは定かではない)日本では本来高校3年生だが、高校には通っていない。

一方で、世良は3年前から今までがアメリカで、現在は高校2年生である。灰原がここ1年の間に薬の研究の為に高校を中退し日本に来たとかでなければ、明美以上にニアミスしている期間が長そう。

世良・志保が親しい仲にあったかも疑問で、兄と姉が交際していたというところから、二人の妹がそこまで頻繁に出会う機会が果たしてそんなにあるだろうか。

世良は宮野志保に心当たりがあるようではあるが、ミステリートレインで世良を見た灰原の反応は、決して昔友達だったというようには見えない。

また、”世良”という苗字は偽名である可能性があるが、灰原は世良の登場初期に彼女が現れた話を聞いても、心当たりがないようであった。

新一には及ばずとも、服部レベルでキレキレの女性なんて珍しいので、そんな人と昔親しかったのなら「できる女探偵が出現した」と聞けば、「まさかね・・・」と何かピンと来るものがあるのではなかろうか。

…など、この2人はちょっとしっくりこない部分も。

安室透

安室は結構笑う。いかにも良い人アピールな笑いだけれども。 根暗が心を開いた笑いではなさそうである… むしろ今は心を閉ざしたのか本音で笑うことはほとんどないし、どちらかというとクールなのは元の性格。

全然笑わなかったが、世良の努力により笑うようになった。が、元々計算で笑うことがあり、今は混合している。という複雑なことは基本的にしないであろう。

また、世良と安室の関係性はまだ明らかにはされていない。安室は世良の正体を知っているようであり、世良も安室のことを何か知っているようではある。

しかし、安室の世良に対しての態度を見ると、世良が安室を笑わせようとしたという、優しさ(ある意味迷惑な気もする)を踏みにじるようなひどい扱いである(笑)

赤井と安室はスパイ時代にバーボンとライバルであったことから、彼の正体は良く知っている。お互いに毛嫌いしていた中であり、自分の妹がそんな奴と親しく出会っているというのもどうだろう。しかも、危険な組織の人物である。

世良の言う「全然笑わない人」に該当しそうな点があまりないような気はするが。

⇒世良、安室ともにイギリスと関係がありそうなので、ここ5年のことではなく、もっとずっと前の可能性はあるかもしれない。

工藤新一(毛利蘭)

まずないだろうと思われたが、世良とコナンが過去に出会っていた可能性が出てきたので、大穴でありえるか。幼少期であれば「昔」という時期も当てはまる。

「全然笑わない人」の伏線が、直後の火傷赤井(赤井)ではなく、直前の「ず~と前から知っている」のほうにかけていたとしたら、手法としても悪くない。

笑うと出る八重歯に見覚えがあるのも、世良が新一を笑わせようと必死に笑顔を作っていたということにつなげられるかもしれない。世良と新一・蘭の出会いと、この笑わせるイベントが一緒とも考えられる。

ただし、新一が「全然笑わない人」というイメージはない。新一の幼児期の回想もこれまで何度か出ているが、決して根暗な少年ではなく、むしろ、蘭とも仲良しで幼少期からのリア充。

世良が一生懸命に新一のことを笑わせようとがんばったのなら、新一はそれを覚えていても良いと思うのだが。忘れているようである。ちょっとヒドイ。

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更新日:2015-12-8
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