考察 【File:800】 ベルモットの「一応の信頼」と「約束」とは?

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「信頼」と「約束」の内容

ベルモット:「どうやら、一応の信頼は得られたようだけど・・・」「私との約束は守ってくれるわよね?」「バーボン?」 File:800

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「信頼」というのは、コナン・蘭・小五郎・灰原の誰かの信頼を得ることだと思われるが、沖矢は灰原の信用を得ることができたし、世良もコナンを助けた。安室も蘭や小五郎の推理を助け、コナンを連れ去っていた車を止めることに成功した。

よって、3人とも信頼を得たことになる。これは作者がよくやるミスリードの手法だったりする。今のところは、まだここだけで誰が誰に対しての信頼なのかを判断するのは無理。まあ、バーボンが誰なのかを推理することはできるので、後は自動的に決まるわけだが。

ベルモットとバーボンが協力していることは分かったが、同時に何かを交換条件のように「約束」をしているようでもある。バーボンの目的は灰原(もしくは赤井秀一)であり、3人とも最初の目的であるコナン達(灰原)の周囲にうまく潜りこむところまでは成功した。

ベルモットは灰原を狙っているが、コナンや蘭、小五郎には危害を加えたくないと思っている。42巻(満月の夜の二元ミステリー)49巻(組織の手が届く瞬間)など。

最初の目的を果たしたバーボンは次の目的に移ると思われるが、組織の一員であるバーボンがコナンや小五郎に近づけば、当然危険に晒されるし、コナンの秘密に気づけばそれをボスに報告するだろうと思われる。これではベルモットにとって都合が悪い。

つまり、約束の一つはコナンや蘭一家には手を出さない、組織に報告しない、関係のない人には手を出さない…とか、そういった約束になるのだろうか?

ちなみに、灰原については殺そうとしていたので生きて捕まえることにはこだわっていない。赤井秀一についても、二元ミステリーで殺りあったし、来葉峠で死んだ時にもシルバーブレットは1人で十分と言っているので、赤井に手を出さないと言った類の約束はなさそうである。

コナンの秘密について事前に知らせているか、黙っているかは今のところ不明。でも、頭の切れるバーボンであれば気づくのは時間の問題であろう。世良、安室ともに灰原の居場所である博士のことを知らなかったりするので、ベルモットはバーボンにあまり秘密を話していないような気もするが…

⇒上記でコナンの秘密について、File818のベルモットの会話によると、バーボンは灰原の幼児化に気づいていないので、コナンの秘密も知らないと思われる。

また、「殺るのはバーボン」と言っていることから、約束の内容は「宮野志保を殺ること」という可能性もありか。

話の流れでは「信頼を得ること」と「約束」はイコールではない。例えば、約束は赤井をおびき出す手助けや情報を提供する代わりに、宮野志保の暗殺に協力すること。とりあえず、宮野志保抹殺の第一段階として、小五郎や蘭の信頼を得ることを勧めたとか。(詳しい事情は話さずに。)

追加の情報

78巻現在、まだこの伏線は未回収。File827で、ベルモットは「キールとの一件でシェリーとかかわっている疑いのあるあの探偵に張り付きたいって貴方が言うから、色々サポートしてあげたけど・・・」と言っている。

このことから、「一応の信頼」は小五郎に上手く近づくことだろう。「約束」も、バーボン側の要求はその手助けをすることで良さそうだろうか。ベルモットがバーボンに何を求めているのかはまだ不明。

小五郎に目を付けたのはバーボン自身で、ベルモットはやはりコナン周辺の事情は全く話していないようである。それどころか、「もう用はないんじゃない?」と、秘密がバレる前に早く撤退させたいようでもある。

となると、「コナンのことは上層部には黙っておく」という類の内容ではないのだろう。また、ミストレでは、ベルモットは自ら灰原を殺そうとし、バーボンは連れ帰ろうとした。2人は灰原の処遇に関して協定を結んだわけでもなさそうである。未だに伏線が回収されていないところからも、別件なのだろう。

コナンや蘭に危害を与えないとか、探偵団などの一般人を巻き込まないという線はまだ残っているが、安室は「(元)警察関係者」、「秘密主義」という特長を持っているため、わざわざ約束がなくても前述したような行動を取ることは十分ありえる。

そのため、現時点でまだ予測不能な約束の可能性もあるかもしれない。

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ちなにみ、アニメだとベルモットの「私との約束は守ってくれるわよね?」「バーボン?」の後に、意味ありげにコナンと蘭の二人に視点が移動する。

これが意図的であれば、約束はコナン&蘭に関わることだろうか。

緋色のエピローグ ─

ベルモット:「だから言ったじゃない!あの赤井が生きているわけないって・・・」

安室:「ええ・・・僕の取り越し苦労でした・・・」

ベルモット:「もうこういうのは無しにしてよね?」

安室:「はい・・・でもまた何かあったら力を貸してくださいよ・・・」「何しろ僕はあなたの秘密を握っている数少ない人物の一人・・・」「組織のメンバーが知ったら驚くでしょうね・・・」「まさかあなたがボスの・・・」

ベルモット:「それ以上喋るとフロントガラスに貴方の脳ミソぶちまけるわよ!」 File:898

「約束」の内容が具体的に明らかにされたわけではないが、安室はベルモットの重要な秘密を握っていたことがわかる。

「でもまた何かあったら力を貸してくださいよ」というセリフから、安室側の要求は小五郎の弟子入り~赤井捜索までの一連の作戦に協力することで良さそう。

ベルモット側の要求は、協力する代わりに自分の秘密はバラさないようにするということになるか。対等な約束というよりは、安室側の一方的な脅迫とも言えるが。

内容的には後出しではあるが、これまでの流れから予測不能な可能性はありえたのでまぁ仕方なしとするか。というよりも、これが約束に関する伏線で、今後回収されるのかもしれない。

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更新日:2016-9-13
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